ブッシュクラフトLIFEWORKでは、読者の皆さまのアウトドアライフにイロドリを!をテーマに、
アウトドアインストラクターアシスタントである筆者の体験レビューを、丁寧に解説し、楽しく遊ぶ提案をしています。
ブッシュクラフトとは、森の生活技術を応用したアウトドアの遊びのことです。
キャンプと言えばテントにタープ・・・荷物がついつい多くなり、行きたいのに行けなくて悩んでいませんか。
少ない荷物でアウトドアを満喫できちゃうよ〜!
一番大きい荷物であるテントを持ち込まず、
タープの張り方アレンジで、泊まれるようにしちゃいます!
初めは、全くアウトドア知識のなかった私が、母と子2人でキャンプに行けるようにまで成長しました。
この記事では、スクエアタープの張り方を5パターン紹介していきます。
ワークショップの講師は、越山哲老さん。
- UPIブッシュクラフト&ナイフインストラクター
- モーラナイフジャパン公認インストラクターのナイフの達人
であり、
ブッシュクラフトのスピリットを伝えてくれる越山哲老です。
なんでも熱く語ってくれるところが魅力的で、瞳がキラキラしているとてもチャーミングな講師!
スクエアタープを使用し、自然をより身近に感じながら、外遊びをしてみませんか。
この記事は、こんな方へおすすめ!
・ブッシュクラフトが何か知りたい
・タープの張り方アレンジが知りたい
・タープ選びに迷っている
この記事を読むとこんなことがわかります
- ブッシュクラフトという言葉の定義づけについて
- ブッシュクラフトに適したおすすめタープ:アクアクエストについて
- タープの張り方アレンジ5種類
ブッシュクラフトLIFEWORKの運営者
アウトドアインストラクターアシスタント
小学校サバイバルレッスンゲストティーチャー
危険生物対策アドバイザー
ブッシュクラフトとは?
ブッシュクラフトとは、森の生活技術を応用したアウトドアでの遊びのことです。
・ブッシュクラフトを簡単に英語で言うと、”ウィルダーネス(荒野の)サバイバルスキル”
・フィッシング、ハンティング、トラッピング(罠)、トラッキング(足跡)、キャンピング、クッキング。それぞれ要素として別々に読んでいたものが、ぎゅっとまとまったものがブッシュクラフト
・1960年代にオーストラリアのブッシュでサバイバルの道具をクラフトしたというのがブッシュクラフトという言葉の生まれだそう
(自然派ソロキャンプ浪漫 徳間書店 より引用)
これを見るとキャンプ、クッキングあたりは、身近に感じます。
- 過酷な状況下でサバイバル的に楽しみたい
- ワイルドなスタイルのキャンプが好き
- サバイバルではなく、ゆるく自然の中で遊びたい
そんな想いをお持ちの方にぴったりな世界観の遊びがブッシュクラフト。
取り入れ方は、自分次第。ソロでも親子でも自分スタイルで楽しめる良さがあります。
森遊びで経験した、小さなできた!の積み重ねは、私たちに大きな自信を与えてくれます。
いくつになっても、できた!は、やっぱり嬉しいな。
それが、ブッシュクラフトの魅力だと感じています。
雨に強いタープ:アクアクエスト <ヘビーデューティー>
アクアクエスト ディフェンダーシリーズ:へビューティー特徴紹介
- ウォータープルーフ(耐水圧は20,000mm)
- 頑丈で長持ち(丈夫なナイロン+強化ステッチ)
- 多様性 (自由自在のセットアップでどんな地形にも対応)
- コンパクトな収納・豊富なサイズ展開
購入したタープは、3mX3mサイズの正方形です。
このサイズは、
- 大人1人〜2人
- 大人1人+子ども2人(小学生くらいまで)
に適したサイズ感です。
アレンジ方法を知っているだけで、臨機応変に対応でき、非常時にも活躍できます。
撤収時、雨が降ってきたら、ささっとタープを張るだけではなく、タープ下に荷物を置いたり、子供達を避難させたりもできます。
DDタープと比較すると縫製!!
そして、重量1.5kg。
この重量は、車移動であれば、大丈夫!
以前紹介させていただいた、焚き火に強いポリコットン素材のogawaのタープと比較すると、やはり軽い。
アクアクエストには軽量タイプもあり、重さ480gからあり、目的別に選べるのがいいところ!
耐水圧は、それぞれのタイプで異なるので、チェックが必要です。
最高の耐水圧は、購入したこのへビューティーシリーズ!
私は、車移動のため、重量は気にせず
- 耐水圧
- 耐久性
を考え、アクアクエストのへビューティーシリーズを選んでいます。
タープをこれから買うなら、アクアクエストがおすすめ!
アクアクエストのタープについてもっと知りたい方は、こちらを参考にどうぞ。
アウトドアをもっと満喫できる!スクエアタープの張り方5選
タープの張り方は色々ありますよね!
ここでは、教えていただいた5種類の張り方をご紹介していきますね。
Aフレーム
タープの基本の設営方法。横から見ると、Aの形。
内側に広い空間がとれるね!
タープと地面の間に隙間を開けるのがポイント。ここが空いていると、風が抜けます。
三角屋根のお家のようなシェルターの完成です。
ポールを使わず、サイドの木を利用し、屋根の上に地面と平行になっているリッジラインを作ります。
そこにプルージックを使って、木の枝でとめます。木を引き抜けば素早く撤収できます。
プルージックは超簡単!こちらの結び方動画をどうぞ。
撤収の速さを求めるところは、サバイバル由来のところでしょうか。
プルージックは持ちながら横にスライドすると動き、微調整がききとても便利です。
四隅は、下に向かって、ベグダウンしています。
「タープを吊る」大事なポイント
タープを吊るためのロープが、タープより上にあることが重要!
雨が降るとロープを伝って、水が流れてきます。
荷物や寝袋が濡れたり、体を冷やしてしまうキッカケに。
今回プルージックノットを使って吊ることで、雨が降り、ロープを伝って水滴が流れても濡れないタープの張り方になっています。
ダイヤモンド型
あの3mX3mのタープがこんな形になります。
プライベート空間を保てソロキャンプにもぴったり!
テントは中に入ると外の景色は見えないけど、これは、開放感抜群です。
ペグ4本とロープでこんなに素敵。持ち物も少なく、外出できるのがタープの魅力です。
徒歩や公共機関の移動に大活躍です。
入り口で焚き火をしながら、一夜を明かせます。
1箇所を上から吊るだけのダイヤモンドは、やってみると意外と簡単!
詳細記事で張り方を紹介しているので、参考にどうぞ。
こんな私も憧れのタープ泊を経験してみました。
焚き火の横で眠るのは至福の時です。
自然との一体感を感じながら過ごすのは魅力的で、今や大好きになってしまいました。
テント泊を堪能している方、初心者だけど興味のある方、是非一度タープで寝てみませんか。
キャンプ初心者でもできる!タープ泊についてご興味があれば、体験談を別記事にまとめています。
ダイヤモンド(変形)
上記写真のように向かって左側1箇所だけを内側に折り込んでいます。
入り口を狭くすることで、タープ内に熱がこもり、冬場はより暖かく過ごせますね!
自分で色々遊んでみるのが面白いよね!
タープの中央を引っ張って、内側スペースを作ります。
リーンツー(差し掛け式)
地面と平行なリッジラインを作り、そこにプルージックノットで固定します。
両端は、紐の先にペグダウン。先ほどと同様地面との間に、風の通り道を作っておきます。
設営や撤収の際の急な雨の時に、荷物や子供たちの避難場所にはぴったりです。ささっと出来たらカッコいいですね。
雨天時ポンチョを使うポイントは、フード部分を下にして、内側でお団子のようにしておく。そうすると、雨水が溜まらないです。
一方、ループがないタープにループの役目を作るアイディアも教えていただきました。
こうすると、ループがないタープでも中央を引っ張れるので、内側の空間が広がり、快適度がアップします。
また、雨が降ってきたら、こんな風に折り返し使うこともできます↓
悪天候時には、荷物も置けるし、一時的に避難もできるね!
ステルス張り
これなんて、テントかと思う見栄えで、同じ3mの正方形タープには見えません。
個人的にはマニアックな雰囲気の名前に心踊ります。
ペグダウンし、中央にポールがわりになる木を入れて立たせます。(木にタオルやグローブをかませ、穴が開かないようにしておく)
外から見えないようにクローズすることも可能です。
プライベート空間を保つことができ、安心して過ごせそうです。
形あるものをそのまま使うことに慣れすぎていたので、全ての学びが新鮮で、充実したワークショップでした。
そして今や子供を巻き込み、本気で楽しいリフレッシュ時間を過ごしています。
もっと知りたくなってしまった方には、こちらの本がおすすめです。↓
タープの張り方を学ぶのにオススメの本:CAMPING SOLO
タイトル:CAMPING SOLO 保存版 ソロキャンプデビューテクニック夏&秋編
出 版:徳間書店
ワークショップの講師だった越山哲老さんが登場し、詳しくシェルター設営方法を、解説してくれています。
細かい写真もたくさん載っていて見やすい!
タープを使いこなしたいと思っている方にはバイブル的一冊です。
焚き火の組み方なども載っていて、情報満載。
思うようにお休みのスケジュールが取れず、キャンプしたくてうずうずしている時に、絶対読んで後悔しないおすすめの本です。
私は、CAMPING SOLOの本を手に取った時は、知らないことばかりでした。
現在は色々経験して、復習になるところもあり、ビギナーでも経験者でも持っていると頼もしい一冊だと思っています。
役立つタープの張り方5選のまとめ
スクエアタープを利用すれば、荷物がぐっと減り外遊びに出掛けやすくなります。
スクエアタープの張り方とアレンジ方法を簡単に紹介しました。
車移動におすすめなタープは、こちらです。
今回メインで使用したのは、アクアクエストのディフェンダーシリーズのヘビーデューティーです。
サイズは3x3mの正方形。
雨にも強く丈夫でコンパクトな上、サイズ展開も豊富です。
タープ、ペグ、ロープがあれば、なんとか形になります。
サバイバルスキルから生まれているブッシュクラフトの楽しみ方は、あなた次第。
モーラナイフジャパン公式インストラクター&ブッシュクラフトの達人の越山哲老さんのシェルター構築のワークショップでの学びを紹介しました。
全国各地でワークショップを開催している方です。一期一会の機会に感謝です。
タープの詳細テクニックを知りたい方はCAMPING SOLOの本に分かりやすく載っています。
ブッシュクラフトキャンプをもっと知りたい方へ、初めてのブッシュクラフトキャンプの始め方を解説しています。
ご興味があれば参考までにどうぞ。
それでは、今日も皆さまの素敵な日々にイロドリを。
ブッシュクラフトLIFEWORKの運営者
アウトドアインストラクターアシスタント
小学校サバイバルレッスンゲストティーチャー
危険生物対策アドバイザー
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