ブッシュクラフトLIFEWORKでは、読者の皆さまのアウトドアライフにイロドリを!をテーマに、
アウトドアインストラクターアシスタントである筆者の体験レビューを、丁寧に解説し、楽しく遊ぶ提案をしています。
ブッシュクラフトとは、森の生活技術を応用したアウトドアの遊びのことです。
軽くて扱いやすいシンプルな焚火台はないかなぁ?
焚火台の名品ファイヤーセーフがおすすめだよ〜!
薄型で軽量で、パタパタ開くだけの簡単焚火台が、ウルフアンドグリズリーの「ファイヤーセーフ」です。
焚き火から調理まで楽しめるソロキャンにも最適サイズ!!
火床が地面に近く、自然の中で直火さながらの雰囲気を楽しめるワイルドキャンプにもピッタリ。
デザインもシンプルで美しく、発売当初から評価されている焚火台!
コンパクトにまとまり、持ち運びの負担になりません。
公共機関やキャンプツーリングにもピッタリだね。
ソロキャンプや少人数のタープ泊にも最適で、直火ばりのロマンを求めるならコレ。
大きさもあるので、市販の薪が切らずに使えるよ!
- コンパクトでカッコいい焚火台を探している方
- ソロやパートナーと使える焚火台が欲しい方
- 直火が好きだけど、直火できるキャンプ場が少なくなり困っている方
そんな愛され続けている焚火台のファイヤーセーフの魅力をご紹介しますね!
この記事を読むとこんなことがわかります
- ウルフアンドグリズリー「ファイヤーセーフ」の魅力
- 地面に近い焚火台を使う場合の注意点
- ウルフ&グリズリーのファイヤーセーフが合う人、合わない人
- 調理のためのオプション品『M1セット』を購入しないで料理する方法
ブッシュクラフトLIFEWORKの運営者
アウトドアインストラクターアシスタント
小学校サバイバルレッスンゲストティーチャー
危険生物対策アドバイザー
Wolf & Grizzly(ウルフアンドグリズリー)とは?
Wolf & Grizzly (ウルフ&グリズリー)は、カナダのオンタリオ州で2017年に設立した新進気鋭のアウトドアギアブランド。
ロースタイルの焚火台「ファイヤーセーフ」は2020年度グッドデザイン賞を受賞。発売以来、大人気となりました。
6枚の蛇腹状のパネルと折りたたみできる火床のフレームで構成されているシンプルな作りの焚き火。
パタパタと開くだけで、準備も10秒くらいなのが魅力。
そして今もその熱は冷めずにふつふつと人気があるのは、
- シンプルで実用的で美しい
- 焚火台910gで軽量
- コンパクトで携帯性もいい
- ステンレスの厚みもあり、耐久性もバッチリ
- ケース付きで収納迷子にならない
そんな焚火台であることだからではないでしょうか。
日本のインダストリアルデザイナーである柳宗理さんの人間工学に基づいて作られた機能美と実用性を兼ね備えた製品が、ずっと変わらず愛されているのと同じですよね!
上記動画のように、日本のキャンプ場では、燃やした炭を動画のように埋めることはできませんが、手軽に焚き火を楽しめる焚火台です。
すっきりとしたデザインに一目惚れしました〜!
「ウルフアンドグリズリー」のファイヤーセーフをレビュー
焚火台を使わずに焚き火をする直火の雰囲気を味わいたい方には、ピッタリの焚火台ファイヤーセーフ。
シンプルさが潔くかっこいい!!!
組み立て簡単で、ストレスフリー!
2つのパーツを組み合わせるだけなので、とにかくシンプルで感覚的に使えちゃいます!
組み立て方は、こちらから
薪の長さ、太さ調整不要で使える焚火台は手間なし!
上記写真は太い薪をくべているので、五徳なしでケトルを置いています。
ロースタイルのおかげで、直火感が味わえて気分も上がるね!
大きめの薪も対角線に乗せればそのまま入るので、市販の薪をカットする手間もなく楽ちんです。
ファイヤーセーフはブッシュクラフトスタイルのタープ泊にも最適
地べたにマットを敷き寝るスタイルやローコットで楽しむタープ泊には、低い焚火台が合います。
タープ泊にファイヤーセーフがぴったりな理由
- 焚火台で位置を自由に変えられるので、焚き火の場所をコントロールしやすい
- 低い焚火台なので、座っても寝転がっても、足元から焚き火の熱でポカポカ
- 直火NGのキャンプ場でも、ワイルドな直火に近い雰囲気が味わえる
焚火台と地面との距離は近いので、焚き火シート必須だよ
上記写真のライジングフィールド軽井沢で宿泊したレビューは別記事に詳しく書いています。
ライジングフィールドは直火も使えますが、焚火台でももちろんOK。都内からも行きやすい場所で、人気のキャンプ場です。
タープ泊って、興味があるけどどうやってしたらいいか気になる方は、こちらをどうぞ!
具体的にタイム感がわかるように自身の体験を元に詳しく解説しています。
ファイヤーセーフでピザも焼ける!!
地面とのわずかな隙間を上手に利用して、ピザを焼く方が続出しています。
こんな風に焼いてる方々のSNSを見て、夢が膨らんでいきました。
私はこのピザが焼きたくて、ファイヤーセーフが欲しくなってしまった1人。
実際に作ってみたら、またこちらで紹介しますね!
地面に近いので、上火が使えるんですね。
金属製のトレイにピザをのせ、焚火台の下に滑り込ませれば、ピザが、こんがり焼けそうでワクワクしちゃいます。
初心者でも使いやすい!ウルフアンドグリズリーの特徴
シンプルすぎるデザインと使い勝手が魅力なウルフアンドグリズリーのファイヤーセーフ。
コンパクトなサイズでたった910g
一見その外見から焚火台が入っていると思わせない佇まい。
ファスナーを開けると、焚火台のフレームとロストルが入っています。
ファスナーを閉めた状態で厚さ約2cmくらい。
めっちゃスリムでコンパクトだね!
A4の用紙と比べると、こんな感じ。
横幅が広いとかさばるけど、スリムなファイヤーセーフ。
これならバックパックにも、スムーズに入るね!
組み立て時間はたったの10秒
焚火台のフレームと蛇腹状のロストルを組み合わせるだけで、あっという間に完成です。
説明書とか一切不要ですぐ使えるのが嬉しいです。
地面までの距離が近いので、焚き火シートを必ず使用してるよー!
蛇腹式のロストルで酸素が効率よく周り燃えやすい
蛇腹式になっているので、空気の通り道ができ炎が起きやすくなります。デザインだけでなく機能美がこんなところにもあるんですね!
蛇腹式の中に灰も溜まるので、片付けるときに楽ちんです。
市販の薪を割らずにくべれるか?
対角線の長さは、約40cm 。
市販の薪をそのまま1本くべることができるので、現地で割る手間が省けます。
太い薪を燃やせると長時間燃焼が続くので、すぐに火が消えてしまう心配も少なくなりますね。
薪の継ぎ足し回数が少なくて助かるなぁ
ちなみに横に乗せるとこんな感じ。
一度に全部燃やしたくない場合は、あえて横に乗せるのもありです。
焚火台からはみ出ている薪は、燃焼して薪が小さくなったら焚火台の中に押し込んであげればOKです。
縦横に薪が置けると、アレンジが効き楽しいそう!
片付けはロストルを持ち上げて、灰捨て場へ
焚き火の熱が冷めたら、ロストルを持ち上げて灰を捨てます。
灰捨て場まで距離がある時は焚火台ごと両手で持ち上げて持っていけば大丈夫です。
ファミリーで使っている焚火台は重すぎて、灰が入っているのを1人で運べなかったので、これは軽量で嬉しかった!
野営地などでの炭の後片付けが手軽にできるZen Campsのアッシュキャリー。
炭を入れて約15分で鎮火する優れものです。
ファイヤーセーフと一緒に使うと、ケースのブラックとの統一感が出てカッコイイです。
「ウルフ&グリズリー」ファイヤーセーフのスペック
製品名 | ウルフ&グリズリー ファイヤーセーフ |
---|---|
サイズ | 28.6cm×27.8cm×5cm |
収納時サイズ | 29.2cm×10.5cm×2cm |
重量 | 910g |
耐荷量 | 13kg |
価格 | 10,780円 |
素材 | ステンレススチール |
付属品 | ジッパー式収納ケース |
収納時はA4を縦半分に折ったくらいのサイズで、移動手段も選ばないのが嬉しいですよね。
オプション品として調理をしやすくするためのM1グリルがセットになったバージョンも!
M1グリルだけ別に買おうとすると高くなるので、購入を検討しているなら、一緒に買っちゃうのがおすすめです。
耐荷量は、ネットで探すと、10kg、13kg、15kgなどと色々な情報があります。
疑問に思って国内販売元のA&Fさんに問い合わせしてみたところ、耐荷量は13kgまで大丈夫とのこと。
ロッジの10インチのダッチオーブン5.9kgも大丈夫!
使える調理器具のバリエーションがあるのは嬉しいよね。
ソロキャンに最適!ウルフアンドグリズリー「ファイヤーセーフ」の使い方
誰でも簡単に組み立てられるシンプルな作りです。
焚火台の下が燃えないような環境の場所を選びましょう。
芝生のキャンプ場でなく、土や砂、石の地面がベストだよ。
お持ちの焚き火シートを敷きます。
焚火台のセッティング場所は、写真のようにブロックの上や土、砂地、砂利地がおすすめです。
芝生エリアではシート一枚では、焦げ付くので、焚火台の使用場所は気をつけてくださいね。
パカっと開きます。
パタパタ開いて差し込むだけです。
上になる面にはTOPと文字も入っています。
組み立ては本当に一瞬で終わります。片付けもこの逆なので、とにかく楽ちんです。
頑丈でしっかりした作りの焚火台もいいけど、手軽にいつでもどこでも焚き火ができるファイヤーセーフです。
焚火台と一緒に使うと便利な道具を紹介
焚火台単体の購入は一番最初ですが、あったら便利な道具を紹介します。
風防で風を遮り安定した焚き火を楽しむ
焚き火の大敵は、やはり風!一度でもキャンプを経験すると、風がなければ・・・とか思ってしまったご経験もあるのでは。
風防があることで、風向きが変わっても、向きを変えるだけでいい風防はやはり便利です。
五徳があれば安定した調理を楽しめる
オプションのM1グリルもかっこいいけど、必ずしもセットじゃなくてもいい。他焚火台でも兼用できる五徳を探している方にはこちらもおすすめです。
コンパクトに畳めるので、移動手段を選ばず使える優秀五徳!
実際にお友達に使わせてもらったんですが、コンパクトさにびっくり!!
ソロキャンには最高!足の長さが調整できるので、高さ調整でき、小さいのにめっちゃ優秀です。
ガンガン使っても安心な五徳は、ユニフレームのクッカースタンド。
今はこれを2年くらい愛用中。
ファミリーでも使うので、ダッチオーブンも遠慮なく載せられるところが好きです。
オプションじゃなくても・・・と思いつつも、
やはり、最初からファイヤーセーフとセットになっているM1グリルもスマートで魅力的。
セットなら単体購入よりお得なので、セットがいい方は最初からこちらの購入が絶対お得です。
さらに組み合わせて使えるクックセットもあります。
統一感があってかっこいいですよね!!
これだけセットになっていたら、他に揃えるものはなさそうなくらいです。
ウルフアンドグリズリー好きの人にとっては、たまらないセットだね〜
焚き火シートは焚き火するなら必須道具
地面かかる負担を最小限にするために必要な焚き火シート。厚手でブラックがかっこいい。
サイズも色々あって、自分にあったものが選びやすいのが特徴です。
素材は以下のアッシュキャリーと同じ素材で肉厚、安心難燃素材です。
アッシュキャリーで焚き火の後片付けもスマートに
ブッシュクラフト仲間に教えてもらったアッシュキャリー。
15分で鎮火し、水をかけずに撤収できるので、キャンプの撤収時間のショートカットにもなります。
地球に優しいアッシュキャリーやアッシュポットは大事だよね。
焚き火グローブで手を保護して安全に使おう
細かい作業をするためのグローブと焚き火グローブは分けて使うのがベスト!
焚き火グローブは肉厚で、大きめサイズなので1つあればパートナーと兼用でき便利です。
「ウルフ&グリズリー」焚火台ファイヤーセーフ メリットとデメリットは?
- 軽量コンパクトで移動手段を選ばない
- デザインがカッコよく所有欲を満たしてくれる
- 直火の感覚が味わえる
- 焚火台下の隙間利用でピザを焼いたり料理ができる
- 設置、撤収が早い
- 焚火台が低く、地面への対策が必要
- 焚火台が浅く灰が溢れる可能性がある
- オプション品が焚火台より高価
- 熱で焚き火台が変形する可能性あり
とにかくコンパクトになるので、持っていても邪魔にならないファイヤーセーフ。
徒歩でもバイクでも、扱いやすい焚火台だよね。
ロースタイルが魅力の焚火台なので、焚き火シートを敷いたり使用する場所を選んで使用すれば、大丈夫。
実際に使用してみましたが、1泊のキャンプでは、灰が溢れて困ることはなかったです。連泊の場合は、一旦灰捨て場に捨てたりする必要があるかもしれません。
焚火台はどれも熱で変形するものなので、若干の変形は目をつぶって!実際に私の使ってるファイヤーセーフも時間と共に、少し蛇腹の板が浮き上がる場所が出てきました。
ただ薪を置いて焚き火をしてしまえば、全然気になりませんよ〜!
複雑なパーツもないので、片付け時の洗うのもあっと言う間です。
焚き火とキャンプをしっぽり楽しむには最適な焚火台だね。
オプション五徳は結構いいお値段なので、購入前に料理用五徳をどれにするか検討しておくのがいいでしょう。
ファイヤーセーフがおすすめな人、おすすめじゃない人
はっきり言って、一般的な焚火台より向き不向きがはっきりする焚火台です。
ウルフアンドグリズリーのファイヤーセーフは、通常の焚火台よりずっと低い高さです。
地面への配慮がより必要になります。
ただ、最近はロースタイルの焚き火台がいろんなメーカーから出ているので、そこまで抵抗感はないかも。
環境に配慮しながらも、低い焚火台が使いたい!そんな方にはおすすめだよ。
そこでもっと細かくどんな人に向いているかをまとめてみました。
あくまでも参考程度にしてくださいね。
ファイヤーセーフがおすすめな方
- キャンプで焚き火をするのに慣れている方
- 焚火台を使わない直火の雰囲気が好きな方
- 直火でキャンプを楽しんだ経験がある方
- 直火OKなキャンプ場によく行く方
- 普段から野営地でキャンプを楽しんでいる方
- 地面から座面が30cm程度のローチェアを使用するロースタイルを好む方
- 焚火台の下でピザが焼いたり、料理を楽しみたいと思っている方
- 焚き火シートなど地面を保護する重要性を理解している方
- ソロ用焚火台では小さいと思っている方
ファイヤーセーフがおすすめじゃない方
- ロースタイルの焚火台には興味がない方
- 芝生のキャンプ場にしか行かない方
- 地面から座面までが40cm程度あるハイチェアを使用している方
- 焚火台とグリルのセットの購入が予算オーバーな方
- 焚き火シートの別途購入などが面倒だと感じる方
ファイヤーセーフの使用感・評判・口コミってどんな感じ?
発売されてからもう数年以上経っているので、口コミもいっぱいあります。
焚火台は使用後冷めたら、洗っておくと長持ちします。
使用後熱いうちに水をかけると焚き火台が変形するので、気をつけてくださいね。
炭のお片付けに便利なアッシュキャリーを別記事で紹介しています。
>>炭を入れたら15分で鎮火!ポータブル火消し壺の代わりにアッシュキャリーを使ってみました!
「ウルフ&グリズリー」の焚火台は、機能性とデザイン性が兼ね備わった名品!
かっこいい焚火台がいろんなメーカーから続々と販売されていますが、ウルフアンドグリズリーの名品「ファイヤーセーフ」は今も不動の人気です。
シンプルな機能美は、長く愛される!
イイものを長く使いたい方におすすめしたい焚火台です。
シンプルな構造とデザインだけじゃなく実用性バッチリなところが最高に魅力的です。
やっぱりグリルセットがいい方はこちら↓
地面へのローインパクトを大切に、焚き火シートを使用し、キャンプ場のルールに沿って焚火台を使用するようにしましょう。
焚火台と一緒に使うと便利なアイテムは以下を紹介しました。
火起こし方法を楽しめると焚き火時間ももっと楽しくなりますよ〜!ファイヤースターターを使っての火起こし方法を別記事で詳しく解説しています。よろしかったら、参考にどうぞ。
ファイヤーセーフを使うのにおすすめなのは、本栖湖キャンプ場もあります。
詳しくレビューを書いているので、気になる方は参考にどうぞ。
それでは、皆さまの素敵な日々にイロドリを。
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