ブッシュクラフトLIFEWORKでは、読者の皆さまのアウトドアライフにイロドリを!をテーマに、
アウトドアインストラクターアシスタントである筆者の体験レビューを、丁寧に解説し、楽しく遊ぶ提案をしています。
ブッシュクラフトとは、森の生活技術を応用したアウトドアの遊びのことです。
焚き火でじっくりお料理は暑いよね。。。
ね〜!食事は簡単にして、おつまみだけ作るのもいいよね。
ご飯をサクッと食べた後、せっかくだから焚き火を使って何か作りたいって思うことはありませんか?
そんな時におすすめなのが、簡単にできる塩分控えめ香りで楽しむ燻製ナッツ。
今回は、
ダッチオーブンで作る燻製ナッツの作り方を紹介します。
燻製ナッツは、材料さえ揃えれば手軽にできるので、スキル不要。
そして、今回は、燻製のプロけんしさんから学び、チャレンジしてみました!
やってみれば案外できちゃうので、是非お試しくださいね。
この記事はこんな方へおすすめ
・手軽な燻製に興味がある方
・焚き火で作るおつまみが知りたい方
・ダッチオーブンで燻製してみたい方
この記事を読むとこんなことがわかります
- 燻製ナッツの作り方
- 燻製歴10年超の燻製のプロけんしさんに学ぶ燻製方法とコツを実践
- キャンプで燻製ナッツを作る楽しみについて
ブッシュクラフトLIFEWORKの運営者
アウトドアインストラクターアシスタント
小学校サバイバルレッスンゲストティーチャー
危険生物対策アドバイザー
燻製ナッツとは
燻製ナッツは、市販のナッツに燻製の香りを移し、ナッツと燻製の香りを楽しむナッツ!
おつまみとして最高の一品だね!
燻製とは、食材を長期保存するための方法や、香り付けをして楽しむための方法です。
燻製ナッツは、商品としても売っていますが、自分で香り付けした好みのナッツを、手軽に作り、その場ですぐにで楽しめるなんて、キャンプならでは。
キャンプで作ったら、仲間にも喜ばれそうだよね。
自家製にこだわる方なら、市販品に勝る燻製ナッツを試してみたくなりませんか。
燻製のプロ!けんしさんに学ぶ燻製を実践
今回は、10年以上の燻製歴を持つ、kenshi2009さんのブログで、燻製ナッツを知りました。
手軽にチャレンジできそうだから、ナッツが魅力的!
と思い、簡単にアレンジしてダッチオーブンで実際に作ってみました。
火にかけっぱなしで、あっという間に、香ばしい香りがお口いっぱいに広がる燻製ナッツが完成!
燻製のプロが、自宅で作るミックスナッツの燻製作りのブログは、こちらから!
色々な食材での燻製方法を詳しく書いてくれてあるので、読んでるだけでも、面白いです。
このブログで、学んだポイントを簡単に紹介します。
- 燻煙時間60℃で、1時間
- 熱燻は色がつきすぎる、香ばしさが損なわれる
- 塩分控えめの無塩ナッツがおすすめ
- 熱薫する場合は、10分程度で出来上がったらすぐ食べる
- アーモンドとくるみは渋くなりやすいので、燻製時間に気をつける
自宅なら温度管理をして、上記のポイントを押さえれば大丈夫そうです。
ちなみに燻製方法は、3種類。
燻製の定義
冷燻 スモーカー内の温度を15℃〜20℃に保って長期燻製。燻煙後熟成は、1週間以上
温燻 30~80℃で、数時間燻製。燻煙後の熟成3日以上
熱燻 90~140℃で、10~30分ほどで素早く燻煙
(本格燻製おすすめnavi kenshi2009 foodより出典)
燻製は、温度管理と時間が基本!これを知ると、燻製商品が割高なのが、納得できますよね。
ところが、
ダッチオーブンの温度管理は難しいよね。
食べる分だけなら、短時間!とアドバイスいただき、実践〜!
ここでは、筆者がキャンプで実際にどんな風に作ったのかを紹介していきます。
燻製ナッツを作るための材料
【基本の燻製ナッツの材料】(4人分)
- お好みのナッツ (1袋 90g)
- お好みの燻製用のチップ (大さじ2)
【燻製のための必要道具】
- ダッチオーブン
- 底上げネット
- アルミホイル
今回は、食塩無添加のミックスナッツと、燻製チップはさくらのチップを使用しています。
ナッツには、サクラかヒッコリーがいいらしい!
チップの種類で、香りも変わるので、慣れてきたら、色々なチップで試してみたいなと思っています。
燻製する時、使用するお鍋のサイズに合わせて量を調整してみてくださいね!
キャンプで作る簡単!燻製ナッツの作り方(スモーク方法)
燻製方法は、チップを入れて火にかけるだけで簡単です。
これなら初めてでもできそう〜!!
アルミホイルを敷くと、ぐんと片付けが楽に!
鍋底にチップを薄く広げます。
ナッツが網から落っこちてしまうので、ホイル又は、クッキングペーパを敷きます。
平らに入れたチップが偏ってしまわないように、ゆっくりダッチオーブンを置きます。
火の当たり方が違うので、時々ダッチオーブンの左右を変えてみましょう。
最初は、炎が見えるくらいの強火でダッチオーブンを温めていきます。
温度が上がり、中のチップが燃え始めたら炎ではなく、熾火(おきび)の状態で置くのがいいでしょう。
ダッチオーブンの火のあたりが、場所により違うので、時々お鍋の向きを変えながら、約1時間。
ところが最初の20分間くらいは、チップが燃えていなかったので、チップが燃えてから40分の燻製タイム。
目安は、香りと色!そのままでも食べれるので、途中で味見もできて、安心のナッツ。
こんなに香ばしく仕上がりました。
蓋を開けた瞬間いい香りがふ〜んとして、塩分なしでも確かにおいしい〜〜〜!!
燻製のプロが作っているナッツより、色づいてしまいましたが、初めてにしては上出来かな。
家族にも好評で、大満足!
香りの効果は偉大だね
塩分なしも美味しかったのですが、やっぱり塩気があるのも裏切らないですよね!
クレイジーソルトをフリフリするだけ!
これをかけた途端、子ども達に一気にナッツを食べ尽くされちゃいました。
今更ながら、ナッツアレルギーがある方は、気をつけてくださいね。
小さなお子さんで、今までナッツアレルギーは、なかったのに、「突然ナッツで発疹が出ちゃった!」というお話を聞きました。
キャンプ場で美味しすぎて、いつも以上に食べちゃうと心配なので、ほどほどにしましょう。
今回の燻製で使用している道具の紹介
実際に燻製するにあたって使用した、焚き火でおいしい燻製をサポートしてくれる道具を紹介します。
どれも実際にフル活用中のお気に入りです。
ユニフレーム(UNIFLAME) ダッチオーブン底上げネット8インチ用
燻製はもちろん!ピザやパン作りにも欠かせない底上げネットだよ!
底上げネットは、一つ持っているとダッチオーブンで、いろいろなお料理にチャレンジできちゃいます。
私は、これを使って、パンを焼いたり、アップルパイを焼いたり、蒸し器として使ったり活用しています。
ダッチオーブンを持っているなら、コレを一緒に持っていれば、絶対損はないはず!
実際に底上げネットを使って作ったピザの作り方は、こちらの詳細記事をどうぞ。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ダッチオーブン セット
ダッチオーブンは、色々あるけど、リーズナブルに必要なものが揃っているキャプテンスタッグのものを愛用中。
これ一つあると、煮る、焼く、炒める、蒸す、揚げる、燻すとどんな調理法もできて、キャンプライフが充実します。
お料理好きには、絶対おすすめしたい鋳物のダッチオーブンです。
ダッチオーブンって、扱いが大変そう。。。そう思っている方は、是非こちらの記事を参考にどうぞ。
▶︎ダッチオーブンの扱い方やダッチオーブンで作れるビギナー向けレシピをまとめて紹介
ソト(SOTO) スモークチップス さくら
どんな燻製ともオールマイティーに合うといわれているのが、さくらのチップ。
燻製スターターなら、癖がなくて、一般的な燻製のイメージ通りの味になると感じています。
いきなりマニアックなチップにチャレンジするのは、怖かったので、最初は、さくらチップを選びました。
さくらチップをに慣れてから、他のチップを取り入れ、違いを実感してみたいなって思っています。
ダッチオーブンで作る燻製ナッツのポイントは、火加減!
「キャンプで食べる分だけ作るなら、短時間がいいよ〜!」と、教えていただいたにも関わらず、
火加減が弱かったので、約1時間も燻製してみました。
焚き火の日を一定に長時間しておくことは、難しいですよね。
こんな風な熾火(おきび)であったり、
時折、激しく燃えることも!
中のチップが燃えているか分からないので、ちょこっと蓋を開けて確認してみました。
焚き火でナッツの燻製時間は、チップが燃え始めてから30~40分程度。
蓋は重いので、何度も開け閉めするのは、大変ですよね。
煙が出てから何度も開けてしまうと、燻製のもくもくが逃げてしまうので、ささっと確認しましょう!
次回は、煙が出るまでは、蓋を開けたまま燻製にしてみようと思っています。
簡単!燻製ナッツをダッチオーブンで作って、楽しい夜のひと時を!
今回は、燻製のプロけんしさんに教えていただいた、燻製ナッツを焚き火で作る方法を紹介しました。
【基本の燻製ナッツの材料】(4人分)
- お好みのナッツ (1袋 90g)
- お好みの燻製用のチップ (大さじ2)
【燻製のための必要道具】
- ダッチオーブン
- 底上げネット
- アルミホイル
燻製ナッツの簡単な作り方
- ダッチオーブンの底にアルミホイルを敷き、チップを敷く
- 底上げネットを置いた上に、アルミホイルを敷き、ナッツをのせる
- ダッチオーブンを強火の焚き火の上にそっとのせる
- チップから煙が出始めたら、熾火の上に移し、約40分
燻製って、作ったことがないと難しく聞こえますが、簡単にできるから、是非チャレンジしてみてください。
燻製で作ったベーコンも、激うまだったなぁ。。
作り方を知りたい方は、別記事に詳しく書いているので、こちらを参考にどうぞ。
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小学校サバイバルレッスンゲストティーチャー
危険生物対策アドバイザー
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