【キャンプ場レビュー】浩庵キャンプ場:ブッシュクラフトのスキルアップに!

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ブッシュクラフトLIFEWORKでは、読者の皆さまのアウトドアライフにイロドリを!をテーマに、
アウトドアインストラクターアシスタントである筆者の体験レビューを、丁寧に解説し、楽しく遊ぶ提案をしています。
ブッシュクラフトとは、森の生活技術を応用したアウトドアの遊びのことです。

ぐっと寒くなったこの季節、焚き火でぬくぬく暖まるキャンプの時期ですね。

多くのキャンプ場では、直火禁止が多く、焚き火台を利用してキャンプです。

焚き火台も色々あり、かっこいいと思う半面、

自然との距離を近くに感じれる直火で焚き火スタイルも魅力的です。

本栖湖畔にある浩庵キャンプ場では、ブッシュクラフトスタイルで楽しめる直火が可能です。

立木も多いので、やってみたいことをチャレンジし、ブッシュクラフトのスキルアップにぴったりな場所です。

2021年12月、実際に宿泊してみたキャンプサイトの様子を詳しく紹介します。

関東からも程よい距離で、富士山を目の前に臨む最高のロケーション

寒い冬を思いきり満喫するにオススメな浩庵キャンプ場です。

この記事を書いている人
ムスカリ

ブッシュクラフトLIFEWORKの運営者

アウトドアインストラクターアシスタント

小学校サバイバルレッスンゲストティーチャー

危険生物対策アドバイザー

タップできる目次

浩庵キャンプ場のロケーション

山梨県巨摩郡身延町にあり、富士五大湖のひとつ本栖湖畔北側にあるキャンプサイトです。

『ゆるキャン△』第一話に登場し、聖地となったのが、この場所です。

そしてこのキャンプ場から見える富士山が、旧千円札と旧五千円札裏側の富士山。

壮大な景色が目の前に広がる絶景スポットで、とても静かで穏やかな時間が流れています。

陽が沈み夜空が光り輝く時間まで、一日中何もしなくても楽しめるステキなサイトです。

キャンプサイトは、林間エリア湖畔エリアの2つに分かれています。

森林エリアでプライベート感を保ちつつ満喫するのもいいし、湖畔エリアで思いっきり富士山と本栖湖を独り占めできるのも魅力的です。

森林サイト 本栖湖に面している側は松林になっていて、フラットな場所が多い
湖畔サイト 湖畔にずらっと並んだテントの数々

キャンプ場の予約方法

予約方法は、オンライン一択で、60日前から申込できます。

予約サイトに人数や、テント、タープの使用数を入れていくと自動で計算されいくらか金額が出てくるようになっていて、とても分かりやすいです。

デイキャンも可能です。

公式サイト浩庵キャンプ場HPはこちらから

公式の予約ページは、浩庵キャンプ場予約サイトからどうぞ

キャンプ場の情報が細かく記載されているので、非常に分かりやすいサイトです。

初めて行く時は、必見です。

サイト内の車の乗り入れについて

閑散時は、車の横付けが可能です。

それ以外のは、指定の場所に置きます。

車の置き場所については、チェックイン時に地図を使って分かりやすく説明してくれます。

駐車場から設営場所の距離は、どこを選んでも、さほど遠くならない印象です。

横付けできたらラッキーですね! 

キャンプ場内の設備について

受付&売店

8時まで営業しています。

忘れ物をしてしまった時、小腹が空いた時、寒くてホッカイロが必要な時など利用できます。

売店が開いていてくれると思うと、忘れ物がなくても安心感が違います。

売店内は、暖房がしっかりきいていて、うっかり出たくなってしまうほど。

本来は食堂もあるようですが、残念ながらコロナ対策でお休み中です。

炊事場

水道だけでなく、大きな台があり、料理もしやすくなっています。

水は凍結防止という事で、冬季出っぱなしになっていました。

シャワー

2分100円のコインシャワーがついています。

汗をかいた時や、アクティビティーを楽しんだとき、手軽なシャワーがあると便利です。

お手洗い

ドアをしっかり閉めるようになっているので、目立った虫がいる事がなく、気持ち良く利用できます。

また一箇所ですが、暖房便座になっている場所があります。

日常的になっている暖房便座にもここでは、一段と有り難みを感じます。

浩庵キャンプ場で、ブッシュクラフトの楽しみ方3選

1、直火が出来る

浩庵キャンプ場では、直火ができます。

湖畔サイトでは、直火をするなら立ち木がたくさんある、キャンプサイトがオススメです。

木々で風をブロックできるので、湖畔サイトより適しています。

直火のメリット】
地面と火床の高さが一緒なので、冷たい空気が流れる隙間がなく、足元から暖かいこと
・自然をより近くに感じることができる

直火をするために火床を掘ります。

本栖湖の土は、大きな石がゴロゴロ混じっていて、非常に硬いです。

パワーのあるシャベルがあると便利です。

また、ハンマーのペグを抜く側を利用すると、硬い地面が掘りやすくなります。

松葉、松ぼっくりなど、着火剤がいっぱい落ちてるので、子供たちと集めるのも楽しいです。

灰捨て場はないので、しっかりと後始末をする必要があります。

直火の後始末が原因で、本栖湖キャンプサイトでは、直火禁止になってしまいました。

【直火の後片づけ方法
全部燃やし尽くし灰にするのがベスト
・燃やし尽くせなかったら、水を掛け持ち帰る

炭は、土に還る。

そう私も思っていました。

しかし、炭は土に還りません。

焚き火の後の炭は、炭素という元素であり、元素はそれ以上分解されません。

埋めずに取り出し、持ち帰ります。

次に焚き火をするとき、再び炭として使えるので、頻繁に焚き火をする方は再利用できます。

使う予定がなければ、しっかりと消火したことを確認し、地域のルールを確認しゴミとして出します。

マナーを守って、気持ち良くキャンプすることが大事です。

(BE-PAL

https://www.bepal.net/userpost_detail/2200 参照)

2、小枝、大きな木があちこちに落ちていて、利用できる!

サイト内に落ちているので、拾って焚き付けに使用できます。

また、トライポットを作ったり、ナイフ一本あれば、自作フック、ペグ、ポールを作り満喫できます。

切り倒した大きな木もありました。 これを切るのは、大変ですが、道具がある方はチャレンジしてみるのも面白いですね。

すでに拾われてしまい、落ちていない場合もあるので、

薪を準備していくことも大切です。

時間があれば、本栖湖をぐるっと回って、木を探すのも楽しいです。

3、ポールなしでタープ泊、ハンモック泊が可能

テントエリアには、立木がいっぱい 。タープやハンモックが好きな場所に張れます。

地面と平行にロープを張り作るリッジラインを張り、ブッシュクラフトスタイルのスクエアタープを自分好みにバッチリ張ることができます。

リッジラインを張り、ファイヤーリフレクターとしても利用できます。

風をシャットアウトすると、シェルター内は輻射熱で暖かくなります。

テンションをかけてロープをしっかり張る方法が知りたい方は、こちらの記事を参考にどうぞ。

シェルター以外に活用でき、複数タープを持っている場合は便利です。

スクエアタープは形がシンプルなので、多様な使用法があります。

木々の間隔もいろいろあるので、自分のお気に入りの場所が見つかるといいですね。

テントを張らずタープと焚き火で過ごすタープ泊もできます。

タープには、大敵の風なので、風向きを考えながら張りスキルアップもいいです。

体験してみるとわかる本当に暖かいタープ泊。私がアウトドアに、はまったきっかけでもあります。

▶︎スクエアタープの張り方バリエーションについてもっと知りたい方

▶︎世界観が変わる!タープ泊の魅力をもっと知りたい方

浩庵キャンプ場に泊まる楽しみ4つを紹介

野生の鹿がたくさん見れる

                (イメージ画像)

野生の動物が生息しています。特に鹿がたくさんいます。

タイミングが良ければ、カッカッと歩いてくる音や、鹿が木の皮を顎で噛み砕いてる音を聞くことができます。

一列に並び、山の斜面を連なって歩く鹿の姿は、

まるで、もののけ姫のシシガミ様の森のようでした。

懐中電灯照らすと、暗闇で2つの目がキラッと青く光ります。

動物と人間が共存している、そんなことを実感できる場所です。

星空観察

もうすぐ朝日が昇る時

富士山を目の前に最高の星空が広がります。

どんな季節でも楽しめます。冬の澄んだ空気の中、見上げる空は、また一段とキレイです。

アクティビティーが充実!カヤックやSUP、ダイビングも!

浩庵キャンプ場では、カヤック、SUP、カヌーなどのレンタルがあります。

レンタルの種類も豊富なので、気軽にチャレンジできます。

出典:しげのゆうたの旅ぶろぐ

そして最大水深122mの本栖湖では、ダイビングもできます。

本栖湖は日本屈指の透明度を誇る湖

水中写真家茂野 優太さんが、本栖湖でダイビングした様子をYou Tubeで公開しています。

外から眺めた本栖湖とは全然違う、大地の力を感じられるような神秘的な水中映像が楽しめます。

茂野優太さんは、

”写真の力で誰かを元気にしたい”
”写真には人生を変える力がある”

という思いを持たれて活躍されている水中写真家さん。

はっと息を呑むほどの美しい写真の数々に、心癒され、元気が湧いてきます。

そんな水中の世界をいつか旅してみたいものです。

(しげのゆうたの旅ぶろぐ参照https://shigenoyuta.com

竜ケ岳に登る

竜ヶ岳とは、山梨県南巨摩郡身延町と富士河口湖町の境に位置する標高1485mの山で、本栖湖の南に位置しています。

ダイヤモンド富士が見えることで多くの登山者が来ることで有名な場所です。

(YAMAP参照 https://yamap.com)

ベースキャンプをして、登山を楽しむのも魅力的です。

浩庵キャンプ場の体験談まとめ

富士五湖の1つである本栖湖の浩庵キャンプ場を紹介しました。

ここは、『ゆるキャン△』の第一話に登場する聖地となった場所で、多くの人が訪れる人気キャンプサイトです。

自然に一番近い形で楽しめる直火スタイルを楽しめる場所です。

直火は、足元から暖まれるので、寒い季節にはぴったりです。

ブッシュクラフトのスキルアップするためのキャンプサイトとしてもオススメです。

予約は公式サイトでのオンライン予約のみになっていて、詳しい情報が記載されているため、初めての時は必見です。

寒さ対策をしっかりして、楽しいキャンプを過ごしましょう。

それでは皆さまの素敵な日々にイロドリを。

この記事を書いている人
ムスカリ

ブッシュクラフトLIFEWORKの運営者

アウトドアインストラクターアシスタント

小学校サバイバルレッスンゲストティーチャー

危険生物対策アドバイザー

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