ブッシュクラフトLIFEWORKでは、読者の皆さまのアウトドアライフにイロドリを!をテーマに、
アウトドアインストラクターアシスタントである筆者の体験レビューを、丁寧に解説し、楽しく遊ぶ提案をしています。
ブッシュクラフトとは、森の生活技術を応用したアウトドアの遊びのことです。
初めての冬キャンプ・冬のタープ泊、寒すぎたらどうしよう。
行きたいけど、大丈夫なのかな?そんな不安を抱えていませんか?
ポータブル電源も、ストーブも持っていないけど、冬キャンプデビューしたい!そんなキャンパーさん、必見。
今回は、マイナス5℃の軽井沢でのタープ泊を経験して、感じたことを元に寒さ対策をご紹介していきます。
▶︎−5度でのタープ泊エピソードはこちらから(別記事に飛びます)
- 初めての冬キャンプ、タープ泊をしたいけど、寒そうで不安
- できるだけ荷物を少なく楽しめる冬キャンプの方法が知りたい
- 薪ストーブ・ポータブル電源は購入予定ではない
冬のタープ泊は、冬の防寒対策アイテム+焚き火で過ごせば、暖かく過ごせます。
今回は、アイテムの部分に焦点を当て絞っています。
冷え対策を万全にすれば、年中アウトドアを楽しめそうで、ワクワクししてきませんか。
▶︎焚き火の方法について知りたい方はこちらから(別記事に飛びます)
この記事を読むとこんなことがわかります
- 冬のタープ泊、冬キャンプの寒さの理由と温めるポイント
- 冬の寒さ対策おすすめグッズ25選
- 薪ストーブとポータブル電源がなくても冬キャンプできる
ブッシュクラフトLIFEWORKの運営者
アウトドアインストラクターアシスタント
小学校サバイバルレッスンゲストティーチャー
危険生物対策アドバイザー
冬キャンプの寒さの原因を知ろう
冬の寒さは、気温の低さだけでなく、ご存知風も大きく影響しますよね。一般的に風速1mで体感温度が1度下がると言われています。
キャンプで寒いと感じる場合は、
- 気温が低いこと
- 風の強さ
- 地面からの冷え
- 身体の温度の低下
が、考えられます。それでは、体を温めるポイントとおすすめアイテムをご紹介していきます。
冬キャンプ寒さ対策3つの秘訣「ここを温めれば大丈夫!」
体がいったん冷えると、温めても温まりにくくなります。基本は、冷やさない事が大切です。
- 体の冷えやすい部分(首、腰、足先、手など)
- 就寝時の背中
- 就寝時の寝袋の中
冬キャンプでは、地面やコットに寝転ぶと、「とにかく背中が寒い!」地面からくる冷えをシャットアウトしないと、快適な睡眠はできません。何時間も横になって寝るので、背中の冷え対策は必須です。
冬のキャンプが不安な理由は、「夏とは違う道具が必要になるから。」と言う方も多いのではないでしょうか。よほど体力に自信のある方や知識のある方はその限りではないかもしれませんが、冬対応の寝袋などの道具は、欠かせません。
冬キャンプを快適に過ごしたいなら、ある程度の道具を揃える予算を確保しておきましょう。
体を温める基本アイテム25選をご紹介
設営時は、体を動かすので、結構暑くなったりしませんか。のんびり焚き火をしたり、料理をしたりと活動量が減ってくると寒さを一気に感じます。
体は汗が冷えて、体が冷えると言うのは、ご存知ですよね。そのためにも下着の選び方や重ね着をして、暑くなったら脱げるような着衣にしておくのが、快適に過ごせるポイントです。
下着は後回しにしがちだけど、大事だよ。
ウールの下着で、体全体を暖かく優しく包み込む
Woolpowerは、スウェーデン製の高品質で保湿性の高いメリノウールを使用したウールウェアです。
1969年創業で、長く使える品質の良いウェア製造メーカーとして、スウェーデン北部で誕生した会社です。寒さの厳しいスウェーデンで、兵士が凍死してしまったことがきっかけで、ウェアの開発が進んだというウールパワー。
軍と一緒に開発が進んだ下着のウールパワーの機能は、折り紙付き!
ウールパワー クルーネック 200
ウールは、湿気を外に逃がしてくれる天然素材で、体温調整がしやすく暖かさをキープしてくれます。
汗をかいても、じっとり濡れずに外に湿気を出してくれるので、下着はカラッと。
天然素材のため、ヒートテックなどと比較すると、お値段が全然違いますが、違って当然の高品質アイテム。ウールの快適さは、一度使ってみると手放せなくなりますよ〜!
下着には、2種類の商品展開があります。
- 200 薄手で、夏場の高原キャンプや春秋に最適。
- 400 厚手で、冬に最適。
シャツの下に着たり、カットソーの下に着ています。
一枚でも着れるようですが、体にフィットしていてラインがはっきり出るので、私はいつもインナーとして活用。
ウールパワー ロングジョン 400
冷え性の方にぜひ快適さを味わっていただきたい、一番のおすすめはこちら↓
ウールパワーロングジョンを使用する前は、ヒートテックの極暖をパンツの下に履いていました。暖かさと快適さが全然違うから、びっくり。お値段がするわけだと使ってみて納得しました。
私が初めて買ったWoolpowerのアイテムがこのロングジョン400です。
着圧のようにピッタリする下着でないので、
就寝時には、寝袋の中でウールパワーの上下で寝てるよ〜!
快適すぎるので、家の中でルームウェアにしたいくらい気に入っています。
ウールパワー ソックス
冬になると、靴下屋やなどでもウールが何%か入った靴下がよく売られています。アンゴラやアクリルが入っているものも多いですよね。
ウールパワーは素材の良さに定評があるので、BEAMS BOYからも、ロゴなしのシンプルな単色での靴下の取り扱いがありますよ!
まずは、靴下を替えるだけでも、体感は全然違うので、ウールがたくさん入っている靴下をぜひ履いてみてください。去年の冬は、こればかり履いていました。
ウールパワー リスト ゲイター で手の甲を温める!
アウトドア用の皮グローブだけでは、寒いです。冬場は、こちらのリストウォーマーも使っています。
ざっくり編みの手袋はカワイイんですが、あちこち引っかかることも。一方編目が細かいリストゲイターは、作業の邪魔にならないところがお気に入り。
カラーも豊富で、ロゴもシンプル。オシャレ用とアウトドア用と手袋は、分けて使っているので、汚れも気になりません。
指先が出ているので、グローブを外す手間がなくて、とても便利です!そういえば、ベビーカーを押す時も、いつも指先が空いている手袋を使っていました。
自転車に乗る時も使えるよ〜
火に強い安心アウターで、暖かさをキープしよう
焚き火で過ごす夜に欠かせないのは、難燃素材、または、コットン製のアウターです。
化繊の衣類は、火がつくとあっという間に広がり事故も多いのが事実です。
燃えないアウターは、ありませんが、少しでも事故や危険を防ぐためにアウターの素材について知っておくのが大事です。
GRIP SWANY グリップスワニー ファイヤープルーフダウンジャケット4.0
グリップスワニーの開発したBRAZE SHLELD®を使用した焚き火用ダウンジャケットで、2021年と比較すると軽量化しています。
表地:綿100%
裏地・中綿:ポリエステル100%
M,L,XLのサイズ展開で、男女兼用です。昨年別のアイテムを購入したのですが、160cm 普通体型の女性でMでゆったり使っています。
焚き火の横で過ごすアウターにはぴったりですね。ダウンが入っていても、カラーが落ち着いているので、もこもこに見えないところがいいですよね。
日常使いもしたいかっこいいアウターだね
フェールラーベンのアウトドア ポンチョ
フェールラーベンは、スウェーデンのアウトドアブランドです。フェールラーベンが開発したG-1000と呼ばれる素材は、グリーンランドを1000マイル旅しても大丈夫だったという耐久性の高い、ポリエステル65%とコットン35%の混合素材です。
最も厳しいと言われているオーストラリアのUVテストで「50+」を取得し、紫外線のブロック効果も期待できます。
世界的に人気があり、かわいいキツネのアイコンがチャームポイント。
サッと羽織って使いやすいポンチョは、お値段は張りますが、男女兼用で使えるのが、良いですね!
ポンチョだとヒラヒラしていて落ち着かない方は、ジャケットがおすすめです。
こちらも同じG-1000素材で、メーカーから出ているワックスを塗り、浸透させると
- 耐久性
- 摩耗性
- 防水性
- 防風性
- 透湿性
- 適応性
が、さらにアップするという魅力的な素材なんです。すごいですよね!
レディース用で、丈が長いのは、お尻まで隠れて暖かいです。
フェールラーベンは、デザインも素敵で、長く愛用できるアイテムばかりで、私も大好きなブランドです。
▶︎フェールラーベン公式HPはこちら
ナンガ NANGA タキビダウンジャケット
寝袋で有名なNANGAのアウターです。高品質フェザーが入ってるなんて、あったかいに違いないですよね。コットンライクなポリエステル生地に難燃素材アラミドを配合したNANGA独自の”TAKIBI”を使ったアウターです。
表生地は、コットン製ではなく、ポリエステルと難燃素材なので、火の粉には十分気をつける必要がありますね。
コットンであっても燃えないわけではないからね〜
こちらはレディースです。
火がついた時に、全体に燃え広がらない少しでも安全なアウターとしておすすめしています。
そのため、どのアウターでも、焚き火の際はくれぐれも気をつけて、楽しんでくださいね!
ヒーター付きベストで、快適すぎ注意!!
ポータブル電源がなくても、こんな便利なアイテムも登場してます。縫製が気になる海外製の商品が多い中、こちらは日本製です。お値段も手頃で魅力的。もしもの備えとしても、役立ちそうです。
写真を見ているだけで、暖かい気持ちになってきちゃうね〜
口コミによると、サイズが小さい!と感じる方が多いようです。
自分が来ている服よりワンサイズ上げて選んでみましょう!
就寝時背中を冷やさないで!地面からの底冷えは、本当に眠れない夜に。
立って動いている時は大丈夫だけど、
椅子に座っただけで、お尻が寒いのが冬キャンプ!
こんな寒いのに、地べたに横になっても寝れる方法は、「冬用のマット」を活用することです。地面から冷気をシャットアウトすることにより、背中に冷気を感じないで、ぐっすり眠れました。
ワイルドなスタイルが好きなので、私は、いつも地べたスタイルでタープ泊を楽しんでいます
快適な睡眠に欠かせないマット
マット選びをする際に覚えておきたいのが、R値です。
R値とは、マットの素材や構造の持つ断熱性を示すための数値のことで、R値が高い方が、断熱効果があり、地面からの冷気を感じにくなります。
雪が降らない冬キャンプなら、R値の目安は、3-4くらいです。高ければ高いほど断熱効果があるので、冷え性の方や女性にはおすすめです。
サーマレストのプロライトプラス(女性用)R値3.9は、底冷え知らずでよく眠れる!
自動膨張式のマットで、バルブを開けると自然に空気が入っていきます。何度か空気を入れて、ちょうどいい硬さになります。
-5度でも背中からの冷えは、全く感じなかったので、安心感がさらに増しました。
サイズがコンパクトになるのが、お気に入り!
- 女性用:R値3.9 168cm
- レギュラーサイズ:R値3.2 182cm
女性用とレギュラーサイズでは、R値が違うので、気をつけてくださいね。身長が170cmくらいの方なら、女性用が断然おすすめです。
冷え性の私は、このマットは、本当に買ってよかった!
マイナス5度の軽井沢にも一緒に行ってきたのが、このマット。地面からの冷え方は、R値が高いマットあるなしで全然違います。
サーマレストのトレイルスカウト R値3.1
こちらも、コンパクトにまとまるサイズで、キャンプに馴染むグリーンカラーがカッコいいです!プロライトプラスよりお求めやすい価格なので、初めてのマットにおすすめです。
プロライト同様、バルブを開けると自然に空気が入る仕組みで、セッティングが楽ですね!
NEMOc(ニーモ) テンサー インシュレーテッド レギュラー マミー R値3.5
こちらは、鮮やかカラーが目を引くニーモのマットです。NEMOは、アメリカ発の登山・キャンプ用品ブランドで、高度な技術とデザイン性の高さで、世界中から愛されています。
上でご紹介したサーマレストのマットと比べると、空気を入れた後の厚み8cmがあります。
ふっくらしている方が寝やすい!という方は、こちら!
なんだか思わず見せたくなっちゃうマットだね!
安心の超定番!サーマレストのZライトソル R値2.0
R値は、低いけれど、穴が空くのは嫌
な冬キャンパーさんへのおすすめは、こちら!
「広げるだけが簡単でいいな。」と思い、いろいろ探したんですが、R値が高いマットは、どうしても空気を入れるタイプのものになってしまうんですね。
どうしてもこれが良い場合は、マットの上に毛布を敷いたり工夫をして、冬を過ごすのもありですね!
年中これを愛用しているキャンパーさんは、多いよね!
コットを上手に活用して、冬の底冷えから解放
地べたスタイルは、さすがに無理かなと言う方には、便利なコットがおすすめです。
- 地面との設置面をなくすことで、地面からの冷気を防止
- 雨で濡れている地面でも使えるので、天候を気にせず活用でき便利
ハイとロー2つのスタイルに変えられるコットは、好みの高さを選べます。
ただ、ロースタイルでしか使う予定がなければ、フューチャーフォックスのコットが価格的にもおすすめです。
荷物置き場にしたり、ベンチのようにも使えるよ!
FUTURE FOX (フューチャーフォックス) ローコット
口コミも多く、長野県発祥のブランドフューチャーフォックスのコットです。同ブランドから、ハイとローの2wayスタイルも販売されています。
ワイルドに地べたスタイル好きには、このローだけでも十分かもしれませんね。調整できない分、お値段も他のコットと比べて、抑えめでありがたいです。
ブルックリンアウトドアカンパニー コット 折りたたみ式 ハイ/ロー 2way
扱いが簡単で、張り加減がちょうどいいと定評があるコットは、ブルックリンアウトドアカンパニーです。
スタイリッシュで、かっこいいよね!
お友達が使っているので、見せてもらったら、リップストップ生地ですごく軽い!!!
「睡眠が悩みだったけど、変えたらよく眠れる〜!」なんていう口コミでも高評価です。
サポート体制も丁寧で親切と、購入後一年保証付き。購入後も安心できそうですね。
DOD(ディーオーディー) バッグインベッド バッグに入る軽量ベッド
みんな大好きDODから発売されているコットは、足がシンプルで、見た目も美しくデザイン性も魅力的です。
- 横幅が広く快適
- 耐重量120g
軽量コンパクトで、ツーリングの方や公共機関キャンパーにもぴったりです。
うさぎのイラストがポイントでかわいい!
コンパクトに収まるコットは、どれも魅力的。自分のお気に入りをぜひ見つけてくださいね!
寝袋の中を暖かく快適に!寝床を暖かく保って、朝までぐっすり
冬の寝袋の中、どんなにいい寝袋でも、初めて入った時は、ひんやり感じたことはありませんか?
だんだん体の熱で温かくなってくるけど、最初は、ヒヤッと寒いよね。
最初に「寒い!」と感じると、温まるまで時間がかかるので、最初から快適な温度がベストです。
冬キャンプには、冬用スペックの寝袋は必須!
寝袋を買おうと思って、色々検索し始めると、
寝袋って高すぎて、びっくりしませんでしたか?!
そんな風に感じながら、私は、NANGAの寝袋を購入。
NANGAを買った理由それは、
- 永久保証
- 国産の安心感
- 軽量でコンパクトになる
- ダウンが減ったら増量してもらえる(有料)
- 防水効果のある寝袋で、寝袋カバー不要
これを買えば、もう買いなおし不要、寝袋探しに迷わないと思ったからです。
良いものを長く使いたい方には、アフターケアがしっかりしている国内メーカーが断然おすすめ!
買うなら絶対に外したくないアイテムの一つが寝袋ではないでしょうか。
(NANGA/ナンガ) オーロラ 800DX レギュラー
冬のキャンプを始めるなら、3シーズン用ではない、冬用の寝袋を購入しましょう。
冷え性には、オーバースペック気味がぴったり。
この色が、ファミリーキャンプでも、ブッシュクラフトキャンプでも合うから、すごく気に入っています。
- 使用限界温度ー17度
- 快適温度ー9度
と書いてあるけど、「限界温度では、寒すぎて寝られない。」というのが、一般的見解だそう。
そして、女性は、男性より、一般的に寒さに弱いですよね。なので、ご自身がキャンプ予定の場所の気温を調べて確認してみてくださいね!
筆者は、
- 2月の長野県軽井沢のテント泊
- 12月の本栖湖テント泊
- 11月のマイナス5度でのタープ泊
共に、この寝袋でぐっすり寝れました。
暑い時は、チャックを少し開けて調整すれば良いので、布団のように使えます。
使い勝手も良く、安心の国産NANGAで、永久保証付きです。
最近は、NANGAで化繊の商品も販売されています。
軽量、コンパクト、暖かいを選ぶなら、迷わずフェザー推し!
(NANGA/ナンガ) オーロラ 600DX レギュラー
- 使用限界−11度
- 快適温度ー6度
とされているNANGAオーロラ600DXです。
筆者は静岡県在住で、寒くなっても−1度。よくキャンプに行く場所で、−3度。
子どもたちは、暑がりなので、600を選びました。
春先や秋口の冷え込む時期にも暖かく寝れで、暑い時は、チャックを全部開けて布団のように掛け、使っています。
- 8月の標高1200m長野県キャンプ場で使用
- 4月、11月静岡県のキャンプ場にて使用
涼しい高原キャンプ場では、布団として夏でも使用できるので、意外と活用の幅が広いです。
大人用と子供用と違うスペックのものを購入してよかったことは、
ソログルキャンに行く時に、寝袋の選択肢が増えたことです。
流石に同じ高級寝袋を4個購入は、もったいないかなと思い、マットも寝袋も大人と子供で分け、購入。
子供達が巣立った後は、「気候に応じて、夫婦2人で使い分けができる!」素晴らしいメリット付きです。
そんな先のことまで考え、思い切った決断をした我が家でした。
定番の湯たんぽは、やっぱり手放せない〜!
そのまま火にかけられる昔ながらの湯たんぽと2ウェイで使えるナルゲンボトルが、寝袋内を温めてくれます。
家族がいると、どちらもあると便利だったりします。ソロだけなら、ナルゲンボトルで代用するのが、荷物が増えずにおすすめです。
ナルゲンボトルは、軽くて便利!キャンプにも登山にも愛用者多数
環境にやさしい樹脂「飽和ポリエステル樹脂」を使用しているナルゲンボトル。飲み物にプラスチック臭を残さない最高級のプラスチックを使用しています。
世界的人気のある定番ボトルは、飲料水だけでなく、フードを入れておくこともできるし、寝る前に熱いお湯を注いで、タオルで包めば湯たんぽがわりに使えます。
サイズが豊富なナルゲンボトル。湯たんぽとして使うなら、500mlだと冷めるのが早いので、1.0Lが最適ですよ。
定番湯たんぽは、ストーブの上で再加熱でき便利!
湯たんぽとしてしか使えないので、買おうかどうか迷いませんか。冬キャンプを薪ストーブやポータブル電源なしで過ごすには、大容量の湯たんぽは、安心感がありますよね。
自宅でも活用できる上、冬場の光熱費を抑えられるので、良いですよね。
このレトロな感じがかわいい!
薪ストーブを使う手間や、コスト、収納場所を考えると、この手軽さはたまりませんね。
エコで手軽!おすすめカイロを紹介。迷ったらまずはこれから!
みなさんご存知カイロは、張るカイロと貼らないカイロを上手に使い分けてるのではないでしょうか。
屋外で得に冷える場合は、すぐに高温になるマグマがおすすめ。
めっちゃ熱いカイロ 貼るマグマ
蒸気の温熱シート
その他使用しているのは、体に直接貼るタイプの蒸気の温熱シート。
シートがスリムで貼っている不快感が全くないのが好き!
よもぎ温座パット
女性ににおすすめ!使い切りのよもぎ蒸しパット。
よもぎは体を温めてくれる作用があると言われてるよ
使ってみたいと思う方は、一度ご自宅で試してからが安心ですね。
生理用品のように下着に貼り付けるのですが、「寒い〜!」って、ブルブルしてからでも、これを使うと芯から温まります。使用感は個人差がありますので、あしがらず。
使用時間は、2〜3時間が目安なので、カイロのように長持ちしませんが、本当に冷えてしまった時用に備えておくと安心アイテムですよ。
よもぎの効果や活用法について興味のある方は、こちらを参考にどうぞ!
自宅で布団の中に、レンジでチンして温める湯たんぽを入れておいたり、電気毛布のスイッチをオンにしておくと、入った瞬間にほっこり眠りに落ちるあの感覚をアウトドアでも感じてみませんか。
この方法で、子どももすぐに寝てくれ、一安心だったよ!
手持ちのアイテムがある方は、自分が足りないと思う寒さ対策グッズを1点ずつ追加していきましょう。優先順位は、ご自身の体温めてくれる下着、肌着からまずは準備をおすすめします。
冬キャンプ・冬タープ泊のメリット・デメリット
寒い冬にキャンプをするメリットってどんなことがあるのでしょうか。最後に、簡単にメリット、デメリットをまとめてみました。
冬キャンプのメリット
- 夏に比べ虫が少なく快適に過ごせる
- 夏シーズンに比べて、キャンプ人口が少ないので、キャンプ場で比較的ゆったり過ごせる
- 空気が澄んでいるので、夜空や景色が綺麗に見える
- 湿気が少ない季節なので、使用後のアイテムの管理やメンテナンスが楽
- 冬にキャンプができるなんて、なんだか玄人っぽいと自負できるかも
冬キャンプのデメリット
- 寒さ対策をしっかりしないと、命の危険にもさらされる可能性がある
- 冬は、上着や衣類がかさばるので、荷物の全体量が増える
- 薪ストーブやポータブル電源が欲しくなり、キャンプ用品のコストがかさんでしまう
しっかり事前準備をして、必要な道具を揃えれば、冬キャンプは快適に過ごせるので、大丈夫です。いきなり豪雪地帯は厳しいと思いますが、無理のない範囲で冬キャンプを満喫したいですよね!
まずは、冬のデイキャンプからのスタートが気楽でいいよ!
寒さ対策をしっかりして快適な冬キャンプ・タープ泊を満喫しよう
冬キャンプ・タープ泊を快適に過ごすためには、体を冷やさないような工夫をすることが大事です。
以下のポイントを意識して温めましょう。
- 体の冷えやすい部分(首、腰、足先、手など)
- 就寝時の背中
- 就寝時の寝袋の中
「初めてのキャンプは、冬キャンプだった!」という方に出会ったことがあります。理由は「虫が嫌いだから。」夏を経験してから、冬キャンプという順番はないので、「始めたい!」と思った時がその時なんですね。
必要な寒さ対策をすれば、快適な冬キャンプが待ってるよ!
ご自身の楽しみたいタイミングで、素敵なアウトドアライフをスタートしてくださいね。
今回紹介した道具は、こちら。(クリックするとリンクに飛びます↓)
▶︎おすすめメリノウールの高品質下着
- ウールパワー クルーネック 200
- ウールパワー ロングジョン 400
- ウールパワー ソックス ロゴ 400(3パック)
- ウールパワーxBEAMS BOY C 400ソックス
- ウールパワー リスト ゲイター
▶︎おすすめアウター
- グリップスワニー ファイヤープルーフダウンジャケット4.0
- [フェールラーベン] アウトドア ポンチョ Luhkka
- フェールラーベン メンズ グリーンランド ウィンター ジャケット
- ナンガ NANGA タキビダウンジャケット
- NANGA レディースタキビダウンジャケット
▶︎ヒーター付きベストで、文明をフルに活用!
【日本製ヒーター & 20000mAhバッテリー付】 電熱ベスト
▶︎寝袋の下に敷くマット
▶︎アウトドアのベットであるコット
- コット FUTURE FOX (フューチャーフォックス) ローコット
- ブルックリンアウトドアカンパニー コット 折りたたみ式 ハイ/ロー 2way
- DOD(ディーオーディー) バッグインベッド バッグに入る軽量ベッド
▶︎国産・永久保証付き羽毛寝袋
▶︎湯たんぽ
▶︎カイロ
道具を揃えるのに加えて、タープの張り方は、重要です。
シンプルでスピーディーに張れるダイヤモンド張りが、おすすめ!
詳しい張り方を知りたい方は、別記事に詳しく書いています。
焚き火をするなら、長時間維持できるロングファイヤーがおすすめです。
それでは、皆さまの素敵な日々にイロドリを。
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