ブッシュクラフトLIFEWORKでは、読者の皆さまのアウトドアライフにイロドリを!をテーマに、
アウトドアインストラクターアシスタントである筆者の体験レビューを、丁寧に解説し、楽しく遊ぶ提案をしています。
ブッシュクラフトとは、森の生活技術を応用したアウトドアの遊びのことです。
アウトドアと言ったら、
おいしい料理を楽しみたいなぁ〜
そんな気持ちになりませんか?
今回は、念願のダッチオーブンを購入した筆者が、上火を使うピザ作りにチャレンジしてみました。
ダッチオーブンは、蓋の上に炭を置くことにより上火が使えます。
名前の通りまさにオーブンのような鍋。
いきなりハードル高いんじゃ?と思いながらも、人生初めての焚き火料理してみました。
最初から成功は難しいよね!
丸焦げピザの失敗体験も参考にしてね。
そんな失敗談から、美味しいピザが焼けるまでを詳しく紹介します。
ピザは、焼き上がるまでの時間もあっという間。大人数のキャンプでも楽しめること間違いなし!
トッピング次第で、食事にもデザートとしても楽しめるところが、また魅力的です。
この記事を読むとこんなことがわかります
- ナイロン・ポリエステルタープ、T/C素材、コットン素材の違い(メリット、デメリット)
- タープ泊、タープでハンモック泊におすすめなタープを紹介
- どんな人がどのタープに向いているかを解説
ブッシュクラフトLIFEWORKの運営者
アウトドアインストラクターアシスタント
小学校サバイバルレッスンゲストティーチャー
危険生物対策アドバイザー
ピザ作りの必需品3選
①ユニフレーム 底上げネット 8インチ用(直径約16cm)
底上げネットの特徴
- 折り畳み式で高さが4cmになる
- オールステンレス
- 蒸し料理、ピザ、燻製など、様々な料理に使える
- 焦げつけ防止に最適
オーブンでいうところ、中段で料理するイメージで使える道具です。
そして、焚き火の火が強すぎて、一気に焦げるリスクも軽減できる優れもの。
購入したキャプテンスタッグ25cmのダッチオーブンには、ちょうど良い感じで入りました。
欲を言えば、もう一回りくらい大きくてもいいかなぁ。取り出す時に難しくなりそうなので、許容範囲です。
キャプテンスタッグのダッチオーブンも直径25cmですが、それは、一番長い所の寸法です。
底にいくにつれ直径が小さくなるため、サイズが大きい別商品のユニフレーム【底上げネット10インチ】は入らないのでご注意ください。
②クッキングシート
- ピザ生地を広げる時に、くっつかない
- シートごとダッチオーブンに投入できる
- 調理台の汚れを防いて、片付けが楽になる
- 次のピザを作っておけるので、スムーズに焼ける
- お皿がわりにもなり、洗い物が減る
ピザは屋外の方が作りやすいよ〜!
粉が飛び散っても、全然気にならないからね。
クッキングシートが、
- まな板
- オーブントレー
- お皿
の役割を果たしてくれるので、とても優秀。
洗い物もぐっと減ります。
③キッチンバサミ
- 切り分け時、シェアしやすい
- まな板不要
- ナイフより安心
まな板も使わず、キッチンバサミ一つで、色々使えてとても便利です。
自宅に既にある場合が多いと思うので、わざわざ用意する手間が省けます。
私が自宅で愛用しているキッチンバサミは、鳥部製作所 調理用ハサミ オールステンレス KS-203
- オールステンレス
- 切れ味抜群
- 丸洗いできる
- 取り外して、分解消毒可能
- 販売元で研ぎ直しをしてくれる(有料)
キャンプに持って行っても、カッコいい!
私は、一つの道具を長くメンテしながら使うのが好きです。
ちょっと高価だけど、このハサミは一生使う覚悟で購入しました。
ピザを作るための事前準備
アウトドアでの工程を少しでも減らすために、
と、自宅でできることをして置くのがおすすめです。
- ピザ生地を作る
- 三等分して、強力粉をまぶし、それぞれをビニール袋に入れ、口を縛る
- 保冷バックに入れて出発!
薄力粉と強力粉をブレンドして、もっちりピザを作っています。
詳しいピザ生地の作り方は、こちらをご参考にどうぞ。
<現地到着後>焚き火でピザの作り方
ピザ生地が2倍くらいに膨らんでいたら、作り始めます。
オーブンの余熱と同様に事前に温める
今回は、ソーセージ、玉ねぎ、パプリカ、ピーマン、チーズ
お好みの具をのせてください
ダッチオーブンがしっかり温まったら入れること
ピザ作りの失敗体験から、美味しいピザを焼く方法を分析
上記の方法で、全部で3枚焼きました。
結果 | 焚き火 | 加熱時間 | 放置時間 | 蓋上の炭 | ピザの大きさ | |
1枚目ピザ | 失敗 | 強火〜おき火 | 10分 | なし | あり | 大きすぎ |
2枚目ピザ | 成功 | おき火 | 5分 | なし | あり | 小さめ |
3枚目ピザ | 成功 | おき火 | 3分 | 3分 | あり | 小さめ |
まさかの一枚め失敗。真っ黒焦げで意気消沈。
クッキングシートまで、真っ黒。写真は悔しすぎて撮ってません。。。すみません。
ピザ作りの失敗要因
- 焼き時間が長すぎた
- ダッチオーブンが十分に熱くなっていない焼き始めだった
- 上火が弱い(蓋の上に炭が少なかった)
- ピザが大きすぎて、底上げネット上にのりきらず、隙間に生地が入り込んでしまった
最初の失敗を踏まえて、その後調整してみました。
ピザ作りを成功させるためのコツ
- ダッチオーブンを事前にしっかりと熱して、ピザを入れる
- 焼き時間を正確に測るためにスマホのタイマー利用
- 加熱時間を3分に減らし、火から下ろし放置し、最後は余熱で焼く
- 上に炭を置く量を増やした。→それでも足りない。蓋上にたっぷりのせて次回はチャレンジ。
- ピザの大きさ調整:底上げネットにのるサイズにする事
真っ黒いピザが焼けても、「いいじゃん!!削って食べれば全然大丈夫!」なんて温かい言葉に励まされ、仲間のいる有り難みを感じながら、挑戦できました。
3枚め、少し上火を足したいと感じました。
ダッチオーブン初心者でも3度のチャレンジでなんとか形に!見た目も味もちゃんとピザ!
そこで、3回目を終えて気づいたこと。
作るときは、こんなにのせるの?って思うくらいのせて焼いてみてくださいね。
私も、次回はたっぷり炭をのせてリトライしてみます!
ちょっと蓋を開けて、ピザの様子を見ても大丈夫。
ピザ生地レシピのまとめ
焚き火を使って、ピザを焼く方法を紹介しました。
初めてでも失敗しながら、上手に焼くところまでいきました。決してハードルは高くないです。
その際に使用して便利だったもの3選と失敗体験からの改善点をご紹介。
ピザ作りに欠かせないものは、
- 底上げネット
- クッキングシート
- キッチンバサミ
当日の工程をできるだけ減らすため、ピザ生地は自宅で作り、現地では広げて、焼くだけ。
美味しいピザのポイントは、
- 焼き時間の調整(おき火3分→放置3分)
- ピザの大きさを底上げネットに乗る大きさに作ること
- 上火を強くすること(炭をたっぷり蓋にのせる)
今回作ったサイズでは、
ダッチオーブンを熱々にしてから(予熱)、3分火の上に置く(蓋の上にも炭を置く)、その後火から下ろして、余熱で3分。この時間で、美味しいもっちりピザが出来ました。
そして、最後に真っ黒になったダッチオーブンを自宅に持ち帰る際のちょっとした工夫。
新聞紙を余分に持っていき、お鍋が冷めたら、包んで持ち帰り洗えば、真っ黒にならずに気持ちよく持ち帰れます。
もっちり美味しいピザの生地の作り方の確認をしたい方は、こちらの詳細記事を参考にどうぞ。
ダッチオーブンは、お料理の幅を広げてくれる魅力的な道具です。
初心者でも、扱いは難しくありません。
ダッチオーブンで、お料理の幅を広げてみませんか。
ダッチオーブン欲しいけど、迷ってる。。。
そんな方におすすめは、ダッチオーブンの使い方や美味しいレシピを紹介しているので、参考にどうぞ。
今日も皆さまの素敵な日々にイロドリを。
ブッシュクラフトLIFEWORKの運営者
アウトドアインストラクターアシスタント
小学校サバイバルレッスンゲストティーチャー
危険生物対策アドバイザー
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