ピザ生地のレシピって検索してみるとたくさん出てきますよね!
どれをみても美味しそうで、どのレシピを参考にしたらいいか迷ったりすることはありませんか。
発酵なし!簡単ピザ!というレシピもありますが、こちらは、発酵あり!イースト使用レシピです。
少し手間はかかっても、本当に美味しいものが食べたいと思う方には、最高のレシピ。
前回ダッチオーブンを使用して焚き火で焼いたもっちり絶品ピザのレシピを紹介します。
と言っても、難しくはないので、作ってみようと思う気持ちがあれば大丈夫!
作り方に加えて、スムーズに作る5つのポイントと隙間時間を有効活用できる生地の長時間発酵について語ります。
アウトドアだけでなく、家庭用オーブンでの焼き方も紹介しています。
材料
- 強力粉 200g
- 薄力粉 40g
- ドライイースト 小さじ1/4 (通常は小さじ1) ※後ほど説明あり
- 砂糖 5g(大さじ1強)
- ぬるま湯 140~160cc
- オリーブオイル 大さじ1と1/2
Step1:生地を作る
今回は生地を作ってから、焼き上げるまで、3〜4時間後を想定して作っています。
- まず、粉類(強力粉&薄力粉)をボウルへ入れる。中央にくぼみを作り、そこへ砂糖&イーストを投入。塩はくぼみ以外の場所に入れる。
- ぬるま湯を8割くらい入れ一度混ぜる。そこへ少しずつ残りのぬるま湯を加えていき、粉気がなくなりべたついている状態になったら、オリーブオイルを入れる。
- ボールの中でむぎゅむぎゅ混ぜる。ややツヤが出てきたら、完了(ほんの数分でOK)
- ピザを作りたい枚数分に丸める。(3枚焼いたので、今回は三等分して丸める)
- 丸めた生地に強力粉を振り、それぞれビニール袋に入れ、袋の口を縛る。(生地が膨らむので、その分の余裕をもたせて縛ると袋が破けない)
- 保冷剤と、保冷バックに入れて、いざ出発!!!(冬場はそのままでも大丈夫)
Step2:生地を広げ、焼き上げる
生地が2倍くらいに膨らんだら、まな板の上にクッキングシートをのせ、作業をスタート。(こうすることで、頑張ってトッピングしたピザが崩れることなく、綺麗にダッチオーブンの中に滑り込んでいきます)
- クッキングシートの上に強力粉を広げ、その上にビニール袋から出した生地を置く(生地を触る前に自分の手のひらにも強力粉を付けておくとべたつきません)
- 中央をパンチして、空気を抜く
- グーの手のまま中心から外に向かって、生地を広げる(サイズはお好みで)
- 掴めるフチが出来たら、両手で持ち上げ、伸ばしていく
- トマトソースを塗り、好みのトッピングをのせる
- あらかじめ熱して置いたダッチオーブンに投入(上に炭をのせ3分)
- 火からおろして3分。じっくり待つ
- もっちりピザの出来上がり!
詳しいピザの焼き方はこちら↓
スムーズに作るための5つのポイント
- 生地をあらかじめ作りたい枚数分に小分けにして持っていく
- トッピング材料は全て自宅で切っておくと楽
- ピザを切り分けるのに、ピザカッターよりキッチンバサミを使用
- クッキングシートを使うので、ダッチオーブンが汚れない(次の調理がすぐ可能!)
- 生地を広げる際、必ず手に粉をつける。作業するとき、べたつかない
生地作りー隙間時間で長時間発酵ー
今回は、朝ピザ生地を作って、お昼に焼くまでの隙間時間(3〜4時間)を発酵に当てています。移動している時間をフルに使い、自家製ピザが焼けます。少しのイースト量でもちゃんと発酵します。
お家で作るときは、上記材料で、発酵時間1時間でイースト使用料は小さじ1のレシピが多いかと思います。小さじ1/4と少ないイースト量でも時間をかければ、同じように膨らみ、イースト臭も少ない。
移動時間を有効活用でき、コスパは最強です。
少ないイーストで長時間発酵する時の大切なポイントが2つあります。
それは、時間と温度。
長い時間をかけてゆっくり発酵するため、焼きたい時間が決まっていればそれに合わせてイースト量を調整する事で可能になります。
つまり、いつ焼きたいのか?食べたい時間を逆算して、生地作りをする。ということになります。
夜寝る前に仕込んでおいて、朝焼くのも良し。仕込み忘れちゃった時には、イースト小さじ1を入れ、1時間で発酵させても良し!
そして、温度が高いと発酵する時間が早くなり、生地も痛みやすくなります。
温度管理は大切です。
アウトドアなら保冷バックやクーラーボックスに入れる。また自宅なら冷蔵庫の野菜室に入れておきましょう。
家庭用オーブンでの焼き方
自宅では、デロンギのコンベクションオーブンを使って焼いています。
家庭用オーブンで焼く場合 上記分量をイースト小さじ1で作り、1時間ほどで生地が2倍に膨らんだら、Step2へ進む。予熱したオーブンで230度で10分ほど焼き完成!(オーブンはそれぞれのくせがあると思うので、様子を見て時間調整をお願いします。 また薄いクリスピーピザが好きなら、生地を薄く伸ばせばパリッと軽く仕上がります!
私が愛用しているオーブンは、ピザストーンがついていて、スリムな見た目に反して、なんと直径30cmのピザが焼けちゃうんです。
そして、ストーンにのせることで余分な水分が飛ぶので、カリッと香ばしく理想的な仕上がりに。
さすが、イタリア!デロンギだからこその工夫に大満足で、すっかり魅了されています。
まとめ
少し手間がかかっても美味しいピザ生地は、王道のイースト使用レシピです。
今回は、イースト使用量を小さじ1/4と少ない量で長時間発酵した生地を使用しました。
少ないイーストで作ることにより、移動時間を発酵時間として利用できるメリットを最大限に生かすことが可能です。そのため面倒と敬遠される発酵なしレシピと料理時間はさほど変わりないはず。
アウトドアでは、工程をできるだけカットできるよう下準備が大切です。そして、手をできるだけ汚さず、道具を出来るだけ汚さず作る事。そして、片付けをいかに楽にするか。ほんのわずかな一手間が現地でのリラックスタイムを生むこと間違いなし。
最後にオススメのピザ用粉の紹介します。
ピザは、強力粉と薄力粉ブレンドで手軽に美味しくできますが、さすがピザ用と納得できる専用の粉もあります。
cuocaで販売しているレッジェーロは、準強力粉に分類され、甘みがあってとても美味しく焼けます。粉を変えて味を楽しみたい方にはおすすめです。
ご興味ある方は、ぜひ一度ピザ作りにチャレンジして見てくださいね!
今日も皆さまの素敵な日々にイロドリを。
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