ブッシュクラフトLIFEWORKでは、読者の皆さまのアウトドアライフにイロドリを!をテーマに、
アウトドアインストラクターアシスタントである筆者の体験レビューを、丁寧に解説し、楽しく遊ぶ提案をしています。
ブッシュクラフトとは、森の生活技術を応用したアウトドアの遊びのことです。

キャンプで冷凍餃子は、人気メニューの一つだよね!



ね!自分で作るとコスパもいいし、さらに美味しくなるよ!!
冷凍も美味しいけど、一手間かけるとさらに感動の美味しさ。
今回は、自宅でタネを作ってキャンプで焼く自家製餃子の作り方をご紹介します。
事前の下準備がポイントです。前日仕込みで当日は包んで焼くだけ!
できるだけ洗い物を出さない工夫もご紹介します。
簡単に短時間でできる、絶品餃子なのでぜひ作ってみてくださいね。



この記事はこんな方へおすすめ
・市販の餃子に飽きてしまった
・親子で一緒に料理をしたい
・手作りすることが好き
この記事を読むとこんなことがわかります
- 自宅での下準備方法
 - 絶品餃子レシピ
 - 焚き火で餃子の焼き方
 
キャンプで作れる手作り餃子の材料


【材料】約4人分(作りやすい分量)
出来上がり量:市販の餃子の皮1袋+翌朝スープに入れる分
- 市販の餃子の皮
 - キャベツ1/4 (または白菜)
 - 豚ひき肉300g
 - 長ネギ1/3本
 - ニンニクみじん切り1かけ
 - しょうがみじん切り1かけ
 - 酒 小さじ3
 - 塩 小さじ1
 - 醤油 大さじ1.5
 - 砂糖 小さじ1
 - ごま油 大さじ1
 - ホワイトペッパー (お好みで)
 - 油大さじ1(今回は米油を使用)
 - 水 大さじ1〜2
 
白菜かキャベツは、その時期の旬のものを使っています。シャキシャキ感が強いのは、キャベツなので、お好みでどうぞ。



キャベツを半量にして、ニラを加えてもおいしいよ!
お家で作っておけば簡単!餃子の下ごしらえ
キャンプ前日に、餃子のタネを仕込んでおけば、あとは、包んで焼くだけです。
ざっくりとみじん切りにしたら、塩を加え揉んで15分以上置いておきます。


キッチンペーパーで包み、キャベツの水をしっかりときります。1/4のキャベツもこんなに量が少なく。


この時に、ビニール手袋をして、粘り気が出るまでよくかき混ぜます。こんな感じで糸を引きます。


水を少しずつ加え混ぜます。そうするとタネが柔らかくなり、色が白ぽくなってきます。見た目もお店の餃子のタネのように変化してきます。水が混ざらなくなったら、水分を加えるのをやめます。


キャンプ場での洗い物を減らすために、ジップロックに入れて、平らにならし、完成です。
今回は、キャンプに行く前日にタネを仕込んで、持っていきました。



事前に作って、冷凍もできるよ〜
キャンプ当日の流れ:餃子の包み方&焚き火で餃子焼き方


冷凍のタネをを使う場合は、餃子を作り始める前に解凍しておきましょう。
餃子を包む
【使う道具】
- まな板の代用として牛乳パックを開いたもの
 - 事前準備した餃子のタネ
 - 餃子の皮 (大判がおすすめ)
 - 水 (適量)
 - スキレットまたは、ダッチオーブン
 - スキレットに蓋がない場合は、アルミホイル
 - ごま油
 


テーブルに牛乳パックを開いたものをおき、餃子を包んでいきます。


餃子の皮は、大判がおすすめです。



1個が大きいから、少ない個数で、満足感アップ!


餃子を焼く
炎の状態で餃子を焼くので、炎の状態をキープできるように、燃えやすい焚き付けや小枝を用意しておきます。
炎の状態になったら、スキレットを置きます。鉄製は、しっかり熱くしてから料理するのが、美味しく焼けるポイント!


油大さじ1を入れて、餃子を並べます。薄く焼き色がついたら(1分くらいを目安)、水を入れます。
熱いので、スキレットを一度火からおろして並べれば、落ち着いてできますね。
蓋がない場合は、アルミホイルで蓋をします。
常に炎の状態で餃子を焼きます。炎が出なくなってきたら、準備しておいた焚き付けなどを入れて、炎の状態にしてくださいね。
家庭用コンロのように均一に料理するのは難しいので、いつも餃子を焼く時間より眺めに焼くのがおすすめです。


水気がなくなってパチパチしてきたら、ごま油を多めに回し入れます。
スキレットから剥がれやすくなるので、しっかり油を入れ焼き付けたら、完成です!
手作り餃子を、キャンプで簡単に作るための3つコツ


この3つを取り入れることで、外でのお料理が一気に簡単になります。
- 使い捨ての手袋を使用すること
 - トレイやまな板の代わりに、牛乳パックを開いたものを活用
 - ボウルは使わず、ジップロックを活用
 
外での料理が大変になる理由は、手数が増えたり、水道を使う作業が増えることじゃないでしょうか。
- 手を汚さない
 - 洗い物を増やさない
 - 現地で行う工程を最低限にすること
 



片付け時間が減って、のんびり過ごせるね。
残った餃子のタネは、どうしてる?中華スープの具に活用しちゃおう。



餃子のタネをちょうど使い切るなんて、難しいよね。
昔は、そのまま焼いていましたが、スプーンですくって、スープに落とせば、中華スープの出来上がりです。
味付けは、鶏ガラスープの素とお好みでホワイトペッパーが手軽。
我が家では、もっぱらシャンタンを愛用中です。
ジップロックから、むにゅっと押し出して、沸騰しているスープの中に落とすだけ。
余裕があったら、乾燥の緑豆春雨をひとつかみ入れると、中華スープらしさが一気にアップします。
さらに溶き卵を加えると、完璧な中華スープに!
キャンプ翌朝のスープとして作っておけば、温めるだけで、朝食ができちゃうので、おすすめです。
キャンプ飯に餃子作ってみたいけど、くっつかない?気になる質問あれこれ。
- キャンプで餃子を焼くと、スキレットにくっついてしまいます。焼き方のコツを教えてください。
 - 
鉄製のスキレットは、熱く熱してから、油を引きます。煙が出るくらい熱くしても大丈夫です。
最後焼き上がった後に、多めのごま油を回しかけパチパチしてくるまで焼き上げると、キレイに剥がれます。
 - 餃子を焼きたいけど、スキレットに蓋がありません。どうしたらいいですか。
 - 
アルミホイルで代用できます。フライパンを熱する前にアルミホイルを当てて、蓋の形を作っておくと、便利です。被せたいタイミングですぐに使えます。
 - 冷凍餃子を持ってきました。水の量はどのくらい入れればいいですか。
 - 
冷凍餃子は、生餃子より調理時間がかかるので、餃子が半分被るくらいの水がいいでしょう。生餃子なら、餃子の1/3くらいの量の水がベストです。
 - 手作り餃子をソロキャンで作ってみたいんですが、材料が余ってしまう。どうすればいいですか。
 - 
餃子の皮は、1パック20枚くらいです。使う分だけ持っていき、残りは小分けにして冷凍します。
上記材料でタネを作った場合は、タネを4等分くらいに、小分けにして冷凍します。次回以降のキャンプでは、冷凍のタネと皮を持っていけば、手軽においしい餃子が食べられます。
 
キャンプの献立は、餃子に決まり!?手作り餃子のレシピのまとめ


今回は、手軽にできるキャンプで作る自家製餃子のレシピをご紹介しました。
キャンプ前日に、タネを作って、当日は包むだけにしておけば、簡単です。残ったタネは、スープにしてリメイク。
餃子の材料は、こちらです。
【材料】
- キャベツ1/4 (または白菜)
 - 豚ひき肉300g
 - 長ネギ1/3本
 - ニンニクみじん切り1かけ
 - しょうがみじん切り1かけ
 - 酒 小さじ3
 - 塩 小さじ1
 - 醤油 大さじ1.5
 - 砂糖 小さじ1
 - ごま油 大さじ1
 - ホワイトペッパー (お好みで)
 - 油大さじ1(今回は米油を使用)
 - 水 大さじ1〜2
 
ブッシュクラフトLIFEWORKでは、直火で作るお料理レシピを多数ご紹介しています。
焚き火料理が初めてで不安な方へ、料理のコツをご紹介しているので、ご出発前に是非一度チェックしてみてくださいね。


今回の餃子もダッチオーブンを使って焼いても、もちろん大丈夫!ご興味のある方は、別記事をご覧ください。


それでは、皆さまの素敵な日々にイロドリを。
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