ブッシュクラフトLIFEWORKでは、読者の皆さまのアウトドアライフにイロドリを!をテーマに、
アウトドアインストラクターアシスタントである筆者の体験レビューを、丁寧に解説し、楽しく遊ぶ提案をしています。
ブッシュクラフトとは、森の生活技術を応用したアウトドアの遊びのことです。
キャンプに行きたいけど、どうやって場所を選ぶの?
実際に泊まった方々の体験談を読んで、選ぶとハズレないね!
私自身も初めて泊まりに行くときは、そのサイトを調べたり、体験記事を読んだりし情報収集をします。
そんなリアルな情報は、本当に有難いものです。
今回は、4月下旬に初めて訪れた本栖湖キャンプ場の体験談を語ります。
本栖湖東側にある本栖湖キャンプ場は、
- 富士山麓の赤松の林の中にあるキャンプサイト
- ソロからファミリーにおすすめ
ワイルドな雰囲気が漂う場内は区画分けされていません。
自分で好きな場所を選んで泊まることが出来、自由度が高く、満足度もアップ!
自分の過ごしてみたい1日のイメージが頭に浮かんだら、そこのキャンプ場に行ってみることをオススメします。
これからのキャンプシーズンに向けて、宿泊を考えている方々の参考になれば幸いです。
この記事はこんな方へオススメ
・富士山周辺でキャンプ場を探している
・本栖湖キャンプ場を知りたい
・ブッシュクラフトを楽しみたい
この記事を読むとこんなことがわかります
- 本栖湖キャンプ場についての基本情報
- 本栖湖キャンプ場周辺でのオススメお食事処
- ブッシュクラフトキャンプに本栖湖キャンプ場が最適な3つの理由
ブッシュクラフトLIFEWORKの運営者
アウトドアインストラクターアシスタント
小学校サバイバルレッスンゲストティーチャー
危険生物対策アドバイザー
本栖湖キャンプ場基本情報
本栖湖東側に広がる本栖湖キャンプ場は、赤松の林の中に広がる自然あふれるロケーションです。
溶岩石がごろっとしていて富士山の麓ということを実感させてくれ、神秘的な気持ちになれるキャンプサイト。
昭和23年から本栖湖観光協会が運営をされている、超老舗キャンプ場!
昨年までは、直火可能でしたが、始末の問題があり、現在直火不可となっています。
管理人さんによると、ゴールデンウィークは、多くて280〜300組の方がいらっしゃるとのこと。
私が宿泊した日は、平日ということもあり、5組の利用でした。
開放的なキャンプ場とは異なり、ぎっしり生えている松林の中でのゆったりとした自分スタイルのキャンプが実現!
林間サイトのため、木立の間隔が狭く、
タープ泊やブッシュクラフトキャンプには、最適な場所!
ここ本栖湖キャンプ場は、竜ケ岳(りゅうがたけ・1485m)への登上口となっていて、12月〜1月にはダイヤモンド富士が見えることで人気のスポット。
湖畔からは、カヤックを楽しむこともでき、レンタルもあります。
林間サイトのため、野生動物も多く生息し、鹿に出会うこともあり、魅力たっぷり。
基本情報 | 本栖湖キャンプ場 |
---|---|
公式ページ | https://www.motosuko-camp.com |
営業期間 | 3月20日〜11月30日 |
住所 | 〒409-3714 山梨県南都留郡富士河口湖町 本栖18 |
電話 | 0555-87-2306 |
お問合せ可能時間 | 8:30〜17:00 |
予約について | テントサイト予約不可 コテージ、バンガローのみ電話にて予約可 |
料金 | テントやタープ(1人用) 2,000円 テントやタープ(2人以上)3,000円 キャンピングカー(8ナンバー)3,000円 キャンピングトレーラー 3,000円 車中泊 2,000円 タープ類(追加利用)1張り 500円 |
売店営業時間 | 8:00〜17:00(夏季延長あり) |
レンタル用品 | 毛布、敷布団など、その他BBQセット有り |
料金の計算方法(大人2人の場合)
テント1 の場合 3,000円
テント1、タープ1の場合 3,000円+500円
タープ1(タープ泊)の場合 3,000円
と持ち込む点数によって、料金が変わります。
アクセス方法
都内からも名古屋方面からも、スムーズにアクセスできます。
週末は混み合うので、余裕を持っての出発がオススメ!
車で行く場合
首都圏方面からアクセス
- 中央自動車道、河口湖ICよりR139本栖湖方面 約30分
- 東名自動車道、新富士ICより河口湖方面 約50分
長野県方面からのアクセス
- 中央自動車道、甲府南ICより、国道358を精進湖方面に進み 国道139を富士宮方面(右折) ICから 約50分
阪神、東海、中部地方からアクセス
- 新東名自動車道、新富士ICより河口湖方面 約50分
(本栖湖キャンプ場公式HPより出典)
テントサイト予約不要
テントサイトは、予約不要です。
朝8時から受付を開始しているので、混み合う時期は、早めのインがオススメです。
予約できない不安もありますが、お天気を見て、当日行くか行かないかを決められるメリットもあります。
また場内には、バンガロー、コテージーがありそちらは予約可能で、電話にて対応してくれます。
サイト内車の乗り入れ可
キャンプ場内は、車の乗り入れが可能です。
キャンプスペースの横に車やバイクを停めることができるので、荷物の積み下ろしもストレスフリーです。
お天気が不安な時は、やはり車が側にあると安心感が違います。
場内は、狭い場所も多く存在し、車の入れない間隔の林間サイトも多いです。
そちらを利用する場合は、できるだけ近くに車を停めて、移動すれば大丈夫。
今回は、本栖湖畔から向かって、一番奥の林間エリアを利用しました。
段差や、気の根っこが多く、宿泊スペースより10mくらい離れた場所に駐車しました。
キャンプ場内の設備について
キャンプ場受付
朝は、8時から営業しています。
予約ができないキャンプ場なので、早い時間から、インする方もいらっしゃいました。
受付にて、
- 持ち込みテントの数
- 宿泊人数
を伝え、料金を支払います。
受付すると、
- 燃えるゴミと燃えないゴミを入れる袋
- テントにつけるタグ
をいただきます。
なんでも丁寧に答えてくれるので、気になることがあればここで聞いておくのがオススメです。
忘れた時には、心強いレンタルの数々です。
売店
営業は、8時から17時まで。(夏季延長あり)
忘れ物があってもなくても、売店があるだけで安心感が違います。
自販機もこんなにいっぱい!選択肢がいっぱいあり、嬉しいですね。
メインになっている松林のサイト
林間サイトは、赤松がいっぱいです。
夏場の混み合う時期は、所狭しとテントだらけになります。
湖畔にありながらも、キャンプ場内は、ほとんどが、林間サイトと言えます。
湖畔の見えるスポットも、道路を挟んだ向こう側にもありますが、平地ではない場所が多いです。
初めて訪れる時は、林間サイトがメインということを頭に置いておくと、湖が全然見えない!なんてこともなくなります。
木と木の感覚が狭く、プライベート感が保てる本栖湖キャンプ場です。
お手洗い
広い場内には、お手洗いがいつかあります。
ウォシュレットは、ありませんでしたが、女性用お手洗い3個の個室のうち一つだけ暖房便座となっています。
冷えるキャンプの朝晩には、とてもありがたい設備です。
シャワー室
シャワー室は、実際に使用してはいませんが、汗をかく時期には、利用したいですよね。
カヤックや登山のアクティビティーを楽しむ方々も、気持ちよくキャンプができます。
炊事場
場内には、いくつか炊事場があります。これはそのうちの一つ。
最近リフォームしたのか非常にキレイで使いやすい。
洗い物を流しの上に置けるような場所がしっかり確保されています。
照明もしっかりついていて、ちょっとした小屋のような作り。
両サイドが壁になっているので、雨風も吹き込みにくくなっています。
お手洗いの近くにあるので、ついでに寄ったりすることができ、炊事場、お手洗いの導線が便利です。
コテージ
キレイめで、大型のコテージと
歴史あるコテージの2種類がありました。
手軽に楽しむアウトドアとして、目的によっては活用できそうです。
アクティビティーメインの方にとっては、少ない荷物で、寝泊まりできる場所としてピッタリなコテージ泊。
直火禁止について
本栖湖キャンプ場は、かつて直火可能なキャンプ場でした。
ところが、自然環境保護や、焚き火の後始末のマナーの悪化に伴い、直火が禁止になりました。
楽しいキャンプもマナーを守って、キレイに使いたいです。
子供の頃よく目にした張り紙で、「来たときよりも美しく」というのがありました。
そんな気持ちでアウトドア生活を楽しみたいと思っています。
実際に泊まった場所、この場所を選んだ理由
実際に泊まった場所は、本栖湖畔から向かって、一番奥の林間エリアを利用しました。
段差や、気の根っこが多く、車を横付け不可だったので、ここから10mくらい離れた場所に駐車しました。
ここにタープを張って、タープ泊です。
ここを選んだ理由は
- 平らであること
- 木立の中で風の影響を直に受けにくい場所である
- 他の場所と比較して、地面が乾いている
そんなポイントを考え、宿泊場所を選びました。
湖からの風の影響を受けにくく、静かで快適!
少し高台になっていたので、周りがよく見渡せ、早朝の目覚めが気持ちがよかったです。
暗くなると地面の段差に気付きにくいです。
夜間は、ヘッドライトをし足元に注意しながら、行動します。
本栖湖キャンプ場で気をつけたいこと
食材は、野生動物から見えない場所におくことが大事です。
車から荷物を出し入れしている、ほんの一瞬の隙にカラスに狙われこのようになっていました。
朝飲もうと思ってた、スープなのに。。。
動物の皆さんは賢く、新参者に容赦なし。
ゴミ袋や、ビニール系の袋に入ったものは、狙われやすいので、しっかり保管する必要があります。
本栖湖キャンプ場でブッシュクラフトキャンプの楽しみ方3選
タープ泊できる場所がいっぱい
林間サイトがメインなので、木々の感覚が狭く、ほとんどの場所でタープやハンモックが張りやすい場所です。
自由に自分の好みの場所を選べるので、選択肢が多くて楽しいです。
タープをこんなふうに張ってみたい!という目的を持ってタープの張り方や、ロープワークの練習にもなります。
タープの練習をする場所って、意外になかったりします。
これだけ密集している林間サイトはやる気もアップ!
自分がやってみたかった張り方でチャレンジしてみると楽しい時間になりますね。
正方形のスクエアタープを張る様々な方法を紹介しています。ご興味のある方は参考にどうぞ。
落ちている木や枝を削ってフェザースティックを作る
木や枝がたくさん落ちているとは限らないのですが、お散歩しながら周囲を散策してみます。
木の枝が木の間に挟まっていたり、落ちている枝を発見!
ナイフを使ういい練習にもなる、フェザースティックを作ってみましょう。
フェザースティックとは、木の枝を細く削り、燃えやすくするために作る木の棒のこと。
ナイフを使う機会は案外ないものです。料理以外でもチャレンジしてみる楽しみがここにあります。
焚き火を始める前にじっくりできるので、心も落ち着き、リラックスできます。
フェザースティックを上手に作りたい!と思っている方は、こちらの別記事を参考にどうぞ。
静かにまったりと、クラフト(モノづくり)に打ち込む
焚き火を目の前に、スプーンやお箸を作ったり、そんな素敵な過ごし方はいかがでしょうか。
器用にスプーンやククサを作る動画やインスタをみると、もうとにかくカッコイイ!
自分で生木を用意して、削り出すなんて、ビギナーには無理!
まして、キャンプに行ってそこで木を探して、モノづくりするなんて、よっぽどの達人の世界と思ってしまいます。
そんな時には、キットを購入して手作りする方法があります。
最近は、さまざまなキット販売があります。おうちだけでなく、外でやる楽しさも格別です。
私は、この手作りキットのくくさを何ヶ月もかけて、のんびりと制作しています。
外側を削っていくだけなので、クラフトビギナーでも楽しめます。
必要なものは、キットとクラフト用ナイフ(木を削る細かい作業専用のナイフ)です。
私が実際に購入したものは、こちら。
使ってみると、刃先が短く細かい作業に向いているのを実感!
新東名自動車道 新富士IC利用者へおすすめ:オススメ飲食スポット2選
キャンプの朝は、結構バタバタだったりします。
朝出発して、お昼は本栖湖に向かう途中で食べよう!と思う方にオススメなご飯のお店を紹介します。
食事処おおいし:ガッツリ系和食にオススメ!
- キャンプ行く前にしっかり食べていきたい
- 朝食を抜いて出発しちゃった!
そんな方には、ぴったりのお店。
メニューが豊富で、迷っちゃうなぁ。
私は、食事処おおいしで、カキフライ定食を注文。
カキフライ5個、サラダ+付け合わせのおかずの数々、小鉢、味噌汁、ご飯とボリュームたっぷり。
夢中になって食べてしまい、写真がなくて、本当にすみません。
周りのお客様を見ると、いつもお昼に来るような常連さんが多数。
そんなお客さんが注文してたお刺身定食も美味しそうでした。
(2022年5月時点 Googleより出典)
まかいの牧場グランテラス:イタリアン、軽食、カレーなど、おしゃれカフェ系にオススメ!
2021年3月よりオープンしたグランテラスが、まかいの牧場入り口にあります。
GRAN TERRASS(グランテラス)はスウェーデン語で「もみの木テラス」の意味だそうです。
まかいの牧場がオシャレになっててびっくり!!
牧場に入場しなくても利用可能です。
- 「Ticco Ticco」
- 「ミルクハウス」
- 「王様のカレー」
の3つのお食事スポットがあります。
富士山麓のモノを販売する牧場deマルシェもあり、ちょっとした食材調達にも利用可能です。
私は生クリームが浮くノンホモ牛乳を購入。
味の濃い濃厚なお味に感動でした。
クリームシチューに使い、残りでチャイを入れて大活躍。
牛乳はサイズもいろいろあるので、キャンプ用に牧場で牛乳を買うのもオススメです。
プチ旅行気分で楽しめる場所なので、カフェ利用でも楽しい時間が過ごせます。
今回は、帰りがけにクレープを食べました!
キャンプ前、キャンプ後とどちらも利用でき、ソロからファミリーまでのキャンパーさんにオススメスポット。
寄り道できる場所が道中にあるのは、有難いです。
(2022年5月時点 まかいの牧場HPより出典)
本栖湖キャンプ場体験談まとめ
今回は、本栖湖畔東側に位置する本栖湖キャンプ場についてご紹介しました。
- 予約不要
- 直火不可、焚き火台利用
- 林間サイトがメイン
- お手洗い、シャワー、売店設備あり
本栖キャンプ場基本情報 | |
---|---|
公式ページ | https://www.motosuko-camp.com |
営業期間 | 3月20日〜11月30日 |
住所 | 〒409-3714 山梨県南都留郡富士河口湖町 本栖18 |
電話 | 0555-87-2306 |
お問合せ可能時間 | 8:30〜17:00 |
予約について | テントサイト予約不可 コテージ、バンガローのみ電話にて予約可 |
料金 | テントやタープ(1人用) 2,000円 テントやタープ(2人以上)3,000円 キャンピングカー(8ナンバー)3,000円 キャンピングトレーラー 3,000円 車中泊 2,000円 タープ類(追加利用)1張り 500円 |
売店営業時間 | 8:00〜17:00(夏季延長あり) |
レンタル用品 | 毛布、敷布団など、その他BBQセット有り |
楽しく過ごすためには、キャンプ場での1日をイメージしてみることが大切です。
ブッシュクラフトキャンプを楽しむ方にオススメな過ごし方
- タープ泊ができる場所が豊富
- 木や枝が落ちていて、フェザースティック作りの練習にピッタリ
- 静かな環境でクラフトキットを用いて、クラフト作り
また、本栖湖畔には、キャンプサイトがいくつかあり、本栖湖キャンプ場の対岸にあるのが、浩庵キャンプ場です。
こちらは正面から富士山を見渡せる湖畔サイトと林間サイトに分かれています。
詳細は別記事に詳しく書いているので、ご参考までにどうぞ。
それでは、皆さまの素敵な日々にイロドリを。
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