失敗知らず!ダッチオーブンで生地から作るキッシュのレシピ教えます

ダッチオーブンで焼くキッシュの作り方
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ブッシュクラフトLIFEWORKでは、読者の皆さまのアウトドアライフにイロドリを!をテーマに、
アウトドアインストラクターアシスタントである筆者の体験レビューを、丁寧に解説し、楽しく遊ぶ提案をしています。
ブッシュクラフトとは、森の生活技術を応用したアウトドアの遊びのことです。

オーブンでも難しそうなのに野外でキッシュなんて大丈夫?

野外でも扱いやすい材料を作って作るレシピだよ。

キッシュは、バターたっぷりサクサク濃厚なイメージが多くないですか?

今回は野外に食材を持ち運ぶことを考えて、バターなし、牛乳なし、生クリームなしで作るレシピをご紹介します。

どっしりとしたライトな食べ心地のキッシュは、朝食にもおすすめで、このレシピなら夏場でも作れちゃいます

この記事はこんな方へおすすめ
  • ダッチオーブンでキッシュが作りたい
  • ダッチオーブンのレシピがマンネリ化してきた
  • ダッチオーブンの扱いに慣れてきた

ダッチオーブンクッキングのバリエーションを増やして、キャンプライフを楽しんでくださいね!

この記事を読むとこんなことがわかります

  • 野外で作るキッシュの作り方
  • キッシュを焼く焚き火の火加減
  • キッシュを作るコツ
この記事を書いている人
ムスカリ

ブッシュクラフトLIFEWORKの運営者

アウトドアインストラクターアシスタント

小学校サバイバルレッスンゲストティーチャー

危険生物対策アドバイザー

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生地も手作り!キャンプでキッシュを作りたいを叶えちゃおう

ダッチオーブンで作ったキッシュ

ダッチオーブン料理が初めてじゃない方、ダッチオーブンで作る料理にマンネリ化してきた方にピッタリなのが、キッシュ作り。

キッシュを作る工程は

(自宅)生地作り→(野外)土台を焼く→アパレイユを入れて焼く→完成!

と段階があります。

アパレイユとは、卵や牛乳を混ぜ合わせて作る液体状の生地のこと

私はダッチオーブンを使い始めてから、約2年。

ずっと作ってみたかったキッシュをいよいよチャレンジしてみました!

野外で作るためのポイントは、事前準備を自宅で済ませてから行くと格段に現地での作業が減ります。

自宅でキッシュを焼いた経験もあるので、通常の工程が少しでも楽になるように考えて野外で作ってみました。参考になれば幸いです。

できるか心配な方は、一度自宅オーブンで作ってみるのもいいと思う!

キッシュの材料と調理道具

【キッシュの土台】

  • 小麦粉110g
  • オリーブオイル 大さじ2と1/2
  • ぬるま湯 大さじ3
  • 塩ひとつまみ

【キッシュの中身】

  • 無調製豆乳
  • 卵1個
  • ピザ用チーズ20〜30g(お好みで)
  • 茹でたほうれん草(お好みで)
  • ベーコン5枚

キッシュの中身は、お好みでどうぞ。

ベーコンブロックの厚切りもおいしいし、トマトやパプリカを入れて色とりどりにしてもいいよね。

冷蔵庫の余り物でも案外おいしいもの!

【必要道具】

  • ダッチオーブン
  • 底上げネット、または底上げできる代用のもの(今回はアルミホイルと石)
  • 18cm アルミのケーキ丸型(使い捨て)
  • 耐熱手袋

キッシュは少し硬めに仕上がるので、カットの際はナイフが必須です。

コスパ良しでお気に入りのダッチオーブン。

ピザやパンも焼ける底上げネットは1つあると便利。

ダッチオーブンのサイズによって、サイズが違うので購入の際は、お持ちのダッチオーブンサイズの確認をお忘れなく!

ケーキの丸型は100均で購入しました。

焚き火の道具は必要道具には含んでいないので、用意をしてね!

おうちで行うキッシュの下準備

STEP
材料を入れる

材料を全部一緒に入れます。

STEP
こねて1つにまとめる

あっという間にひと塊りに。たくさんコネコネする必要はありません。材料が混ざればOK!

STEP
綿棒で型より大きく伸ばす

綿棒で伸ばすのも、自宅なら落ち着いてできます。

キレイに丸くならないけど、ちぎって足りない部分に貼り付け、コロコロ。

そんなに気を遣わなくて大丈夫

STEP
型に貼り付ける

側面は高さ2cmくらいを目安にします。

ぼこぼこしてしまった部分は、テーブルナイフで切り取り、足りない部分に足し、指で押さえ馴染ませればOK!

STEP
フォークで穴を開ける
撮影は野外ですが、この工程まで自宅にて行なってます。

キッシュ生地の内側にフォークで穴を開けておきます。膨らみ防止です。

ここまでできたら、自宅の仕込みは完了だよ!

ビニール袋に入れて、クーラーボックスに入れて持ち運びます。

うっかり上に物を載せないように気をつけてね。

焚き火で作るキッシュの作り方

安定した焚き火ができたら、いよいよキッシュ作り開始です。

キッシュ作りには、熾火を使うので、たっぷりの炭を用意しておきましょう!

STEP
ダッチオーブンの底上げをする

燻製などに使う底上げネットがあればそれを置くだけでOK.

今回はうっかり忘れてしまったので、アルミホイルをしき、河原石を置き代用しました。

STEP
ダッチオーブンを温めます
STEP
ダッチオーブンにキッシュ生地を入れる

事前準備をしておいたキッシュ生地を焼きます。

クッキングシートを敷き、重石を乗せます。

河原に落ちている小さめの石で代用したよ。

STEP
熾火にかけて約20分

ダッチオーブンの下と上両方に炭を配置。

時々火からおろし、クッキングシートをめくり、焼き加減を確認します。

キッシュに火が通っていればOKです。

キッシュを取り出し後のダッチオーブンは、熱が冷めないように蓋をして熾火の上に置いておきましょう。

熱くなりすぎるようだったら、場所を変えたり、火から一度おろしてもOK.

STEP
土台が完成したら、中に具材を入れる

具材は、ベーコン、チーズ、ほうれん草

アパレイユは、豆乳、卵を合わせて作ります。

軽量は手間なので、アパレイユの量は卵をベースに足りない分を豆乳で補うようにしました。

18cmのタルトでは、大体130ml〜150mlのアパレイユが必要です。

卵1個+豆乳で130mlくらいが目安

溶き卵に豆乳を加えます。

チーズを入れ、茹でたほうれん草をいれ、炒めたベーコンを入れます。

これを生地に流し込みます。

キッシュっぽくなってきましたね〜

STEP
ダッチオーブンを熾火に置く

生地にキッシュの具材が入ったら、ダッチオーブンの蓋を閉め、熾火の上に置きます。

ダッチオーブンの蓋の上にも炭を置き、約30分。

時々蓋を開けて、焦げ付いていないか確認してね!!

時間は目安なので、参考までに。

ちなみに15分くらいで一度蓋を開け、次に30分くらいで蓋を開けています。

STEP
完成!!

ついにキッシュが出来上がりました!!

取り出す時は、火傷に気をつけてくださいね。

ダッチオーブンもアルミも熱いので、耐熱グローブをしっかりしましょう。

野外では、熱源の温度確認ができないので、蓋を開けて確認しながら調整してくださいね!

私も放っておいて、まる焦げになっている経験は多々あるんです〜

自宅で作る場合は温度が下がるから、オーブンを何度も開けたりしないけど、野外では、焦げて食べられなくなるのを避けるために、何度か蓋を開けて中身の確認をしています。

多少冷めてからカットすると綺麗な断面に。

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木を切るナイフとキッチン用のナイフと分けて持っていると使い分けでき、便利ですね!

ハンドルの形が丸っこくて柔らかい印象で、素敵なナイフだね。

【参考】
自宅オーブンで作る場合は、土台を焼くのに200℃で10〜13分くらい焼く
アパレイユを入れてから、180℃で30~40分焼く

キッシュの作り方のコツ

  • 自宅での準備
  • 安定した焚き火を作ること
  • 熾火をたくさん作っておく
  • 蓋を開けることに躊躇しない

野外でオーブン料理をするときは、お家事情とはちょっと違いますよね。

なので、本やネットで見た通りにしてもうまくいかないことは、よくあることなので、大丈夫!

現地での作業を少なくするために、自宅でできるだけ準備をしていくことが大事です。

力が足りなくて、生焼けの状態を防ぐためには、安定した焚き火を作り、熾火をたくさん作っておきましょう。

そうすれば、ダッチオーブン上の炭が足りなくなった時にも継ぎ足しやすいです。

ホームセンターに売っている安い炭は燃え尽きるのが早いです。

長時間持つ炭は、お値段するけど備長炭。一度火がつけば何時間も持つので、絶対に成功させたい!って時は備長炭を使うのもありですね。

火加減は安定したガス火ではないので、たまに蓋を開けて自分の目で確認してみることが大事だよ。

シュークリームのように一旦温度が下がると膨らまないようなお菓子作りには向いていませんが、キッシュやパンなど、ちょこっと開けてみるくらいなら全然大丈夫。

直火で行う焚き火クッキングのコツは別記事に詳しく書いています。よろしかったら参考にどうぞ。

キッシュを作ってみた感想

自宅でできたことが、野外でできることには感動があります!!!

難しそうと思うのも、野外だと思い切ってやってみる楽しさもありますね。

工程が多く、自宅で作るのも面倒くさいと感じることも多いキッシュですが、

バター、生クリーム不使用なので、コスパよく手軽に作れるから嬉しい!

バターを使用してさっくり焼くのには混ぜ方にコツも必要ですが、オリーブオイルなので、粉との馴染みがよく短時間で成型するのも楽ちん!

キッシュ専用の縁が波を売っている型だと、時間がかかって大変ですが、丸型なら溝もないし、神経を使わないでOK!

18cmのホールキッシュを10等分して分けて食べました。

人数が多いキャンプでのおつまみとしては、手がかかりますが野外でキッシュは珍しいのでとても喜ばれます。

このサイズなら、4人家族の朝食にもぴったり。ただ朝の時間に作るのは、時間がかかるので、前日作っておいて、ダッチオーブンで温め直すのが、おすすめです。

焚き火でキッシュの作り方まとめ

焚き火で作る簡単キッシュの作り方をご紹介しました。

冷蔵保存品をできるだけ少なくするため、生クリーム、牛乳不使用で手軽に作れます

不安な方は一度ご自宅でチャレンジしてみてから野外で作ってみてはいかがでしょうか。

または、デイキャンプでおやつがわりに作ってみるのも、ハードルが少ないので、おすすめです。

【キッシュの土台】

  • 小麦粉110g
  • オリーブオイル 大さじ2と1/2
  • ぬるま湯 大さじ3
  • 塩ひとつまみ

【キッシュの中身】

  • 無調製豆乳
  • 卵1個
  • ピザ用チーズ20〜30g(お好みで)
  • 茹でたほうれん草(お好みで)
  • ベーコン5枚

使用した道具の紹介

コスパ良しのキャプテンスタッグのダッチオーブン

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調理用の耐熱グローブは必須です。

作ってみた方がいらしたら、ぜひコメント欄より感想をお聞かせください〜!!

それでは、皆さまの素敵な日々にイロドリを。

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ダッチオーブンで焼くキッシュの作り方

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