ブッシュクラフトLIFEWORKでは、読者の皆さまのアウトドアライフにイロドリを!をテーマに、
アウトドアインストラクターアシスタントである筆者の体験レビューを、丁寧に解説し、楽しく遊ぶ提案をしています。
ブッシュクラフトとは、森の生活技術を応用したアウトドアの遊びのことです。
テントサウナ興味あるけど、予算もかかりそうだし。。。
そんな時は、キャンプ場のレンタルを利用して体験がおすすめ!
いきなり高額のサウナを買うのはハードルが高いですよね。
そんな時は、テントサウナがレンタルできるキャンプ場で、一度体験してみると自分に合っているかもわかります。
- テントサウナしてみたいけど、予算がかかりそう
- キャンプに行くけど、何して過ごそうか迷っている方
- 野外でのサウナ体験に興味がある
サウナは好きですが、野外のサウナ体験は初めて。そんな私がテントサウナ体験を紹介します。
この記事を読むとこんなことがわかります
- テントサウナを使うメリット
- テントサウナの基本的過ごし方
- テントサウナをするために揃える道具
ブッシュクラフトLIFEWORKの運営者
アウトドアインストラクターアシスタント
小学校サバイバルレッスンゲストティーチャー
危険生物対策アドバイザー
「熱波に包まれる癒しの時間!」テントサウナとは?
野外でゆったりとしながらリフレッシュしたい!そんな時にオススメなのが「テントサウナ」です。
または、サウナテントとも言われます。
テント内部で、薪ストーブを使用し、熱することで、高温高湿度の環境を作り出します。そして、その環境の中で身体を温めることで、汗をかき、体内の老廃物を排出することができます。
テントサウナを利用することで、心身ともにリフレッシュ!
もともと岩盤浴が大好きな私なので、サウナは大好き。ドライサウナだと暑いばかりですが、サウナストーンに水をかけて水蒸気を発するタイプのサウナは、居心地も良く快適です。
快適な温度と湿度で体を癒す!テントサウナの効果とは?
テントサウナの効果はいっぱい!
蒸気を浴びることで血行促進や代謝アップにも繋がり、デトックス効果も期待できます。
また、汗をかくことで老廃物や毒素を体外に排出することができます。さらに、サウナテントはストレス解消にも効果的。熱い蒸気に身を委ねることで、心身ともにリラックスすることができます。
「ととのう」という言葉もすっかり定着しているよね。
テントの中でじっくりと汗をかき、熱波に包まれるのは至福の時。
テントサウナ体験をするには、
- テントサウナを購入する
- テントサウナを持っている知人とキャンプに行く
- テントサウナをレンタルする
方法があります。
キャンプ場によっては、レンタルサウナがある場所があります!
使用方法を聞き、レンタルすれば、初めての方でも安心して利用できるため、気軽に利用できますよね。
テントサウナの効果を最大限に引き出すためにも、適切な服装や飲み物の準備を忘れずに持っていきましょう。
キャンプ場でのテントサウナ体験
私が実際にテントサウナを体験したのは、南信州にある野田平キャンプ場。
自然環境豊かな場所で、テントエリアは、芝生。コテージもついています。そしてレンタルのテントサウナがあるので、説明を聞きながら、手軽にサウナ体験ができました!
テントサイトのすぐ横に清流が流れているので、テントサウナで温まった後の水風呂としても最高の場所。
共用のサウナスペースの場合
サウナ→シャワーで汗を流す→水風呂→外気浴
天然の水風呂がある場合(川・湖など)
サウナ→天然の水風呂→外気浴
と、ショートカットでき、自然の景色と一体化した水風呂体験は、心も満たされちゃいますよ。
テント内部中央には、鉄でできたストーブとその上には、どっさりとサウナストーンが積み上げられていました。
そして横には、薪がどっさり!
最初は針葉樹で火をつけて、その後広葉樹を使って、じっくり長く燃焼させるのがポイントだと、サウナマスターに教えていただきました。
日常の焚き火の技術にも活かせそうですね!
その他、テント内には、座るための椅子数脚と、サウナストーンにかけるアロマウォーターが入った木製バケツが準備。
初めての私は、サウナハットは持っていません。
聞いてみたら、「髪が痛むので、タオルを巻いていれば大丈夫!」ということだったので、フェイスタオルを巻き付けサウナ体験を楽しみました。
【サウナ体験に必要なもの】
- 水着
- 短パン
- サンダル
- サウナハット(またはフェイスタオル)
- 飲み物
- 体を拭くタオル
STEP1:サウナストーンを使ったスチームサウナ(ロウリュウ)
薪ストーブの温度が上がってきたら、いよいよスタート。アロマウォーターを石にかけると「ジュワ〜!!」と言って、癒しの香りと共に熱波に包まれます。
これが、フィンランド式サウナで、ドライサウナと違う「ロウリュウ」と呼ばれ親しまれているスタイル。
- ドライサウナは温度が100℃
- ロウリュウは80℃
温度が低く、空気中に水分が多いので、ドライサウナが苦手な方も、意外と過ごしやすいです。
アロマは、爽やかなウッド系の香りがふんわり香り、心地よかったです。
個人的には、ゼラニウムの香りが大好き。
アロマは好き好きあると思いますが、お好きな方にとっては、最高のリラックスタイムに。
いつか自分の好きなアロマを使っての体験してみたいなと思っています。
サウナに入ったら、出るタイミングっていつなんだろう?そう思ったことはありませんか。
プロにお伺いしたところ、心拍数が上がって、どくどくしてきた頃がちょうど良い出どき。
走ると呼吸が上がりますよね。あんな感じでドクドク、バクバクを感じたら、サウナを出て、水風呂へGO!ということです。
顔だけ熱くなる場合は、水を飲んだりして、体の内部が温まるまで待っているのがいいとか。
とにかく無理はしないでね。
最初は、自分が出たい!と思ったタイミングで出てみましょう。
STEP2:天然の水風呂!サウナ後の川は最高
サウナから出たら、そのまま川に向かいます。
玄人さんは、ドボン!といきますが、私は超初心者。
飛び込むなんて、怖すぎる!!
なので、ゆっくり、ゆっくり、水の中で体を沈めていきました。
通常のサウナだと、ここでシャワーを浴びますが、これは野外ならでの醍醐味!
サウナ体験時は4月下旬。水は冷たい。
恐る恐る入ってみました。冷たくて凍りそうだったけど、その後の外気浴がとても気持ちよく感じました。
呼吸との連動が大事だと、以前読んだサウナの本に書いてありました。
個人差があると思うので、無理のない範囲でおこなってみてくださいね!!
いつもは大丈夫であっても、当日の体調によっては急激な温度変化が負担になることもあります。
くれぐれも気をつけながら楽しみましょう。
拭かないとどんどん冷えていくので、拭いてから次の外気浴にうつります。
STEP3:思わず空気をいっぱい吸いたくなる外気浴!
このサイクルを2〜3週繰り返すと、「ととのう」という状態がやってくるんだそうです。
ととのうことには交感神経と副交感神経が関係しています。
サウナで体が温めることによって、頭も体も一気に興奮状態となります。その後、水風呂で一気に体を冷やすことで、体はほっとしてリラックス状態となります。
しかし、頭はまだ冴えている状態なので、「頭は興奮、体はリラックス」という日常生活では体験しえない状態になるのです。その状態のことを「ととのう」と表現するのです。
ニフティ温泉
アウトドアでのサウナ経験は初めてでしたが、サウナ施設には、時々行くので、この「ととのう」が何となくわかったような気がしています。
頭がふわ〜と白くなり、体が軽やかになる感覚。
そんな感じを何度か体験しています。
感じ方は、人それぞれで、
次はもっとじっくりテントサウナ体験をしてみたいと思っています。
こんな体験が気軽にできるのも、レンタルがあるおかげです。
キャンプ場にサウナテントレンタルがなくても、一式をレンタルして持ち込む方法もあります。
↓バナークリックで詳細に飛びます。
自分のお気に入りのキャンプ場や自宅のお庭など、場所を選ばずレンタルできるので、一式揃ったレンタルもおすすめです。
サウナ初めてさんは、上手にレンタルを活用して、手軽に楽しんでみてね。
人気があるおかげで、テントサウナレンタルや設置してあるキャンプ場も増えてきているようですよ!
こちらのサイトでは、全国でテントサウナができる場所をご紹介しています。
>>【全国版】テントサウナができるキャンプ場20選。常設・持ち込み可の場所を紹介
テントサウナのおすすめをご紹介
キャンプに行くだけで、荷物がある上、テントサウナも持っていくとなると、荷物が増えるので、なかなか大変です。
できるだけ荷物スペースに余裕のある大きな車が必要になってきそうです。
それでも気に入ってしまったら、いつかそのスペースを何とかして購入したい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私もいつかは、自前テントサウナが欲しいなぁ
今回体験させてもらったサウナテントは、フィンランドのテントサウナ!
ゴツい見た目が、山の景色に自然に馴染みかっこいいです。
一式セットになったものもあります。
1~2人用だとこちら。ちょっと予算が抑えられるので、みんなで入らないならコンパクトだし、良いですよね!
簡単に使いたいならポップアップサウナテントもあります。
横にポン!と引っ張るだけで、設営完了なので、1人でも簡単に使えますね。
短時間だけサウナをして帰りたい場合もこれなら苦労にならないので、魅力的です。
ブラックのポップアップテントもかっこいいですね!
星空が眺められるように野外が見えるようになっています。
自前は結構な予算がかかるけど、いつでもどこでもできるのが最高ですよね!
こちらはちょっと変わり種として、自宅で使えるサウナテント。(画像クリックで詳細へ飛びます。)
>>自宅で贅沢なサウナ体験!「おうちDEサウナ」公式サイトはこちらから
キャンプに行きたいけど、まとまった時間がなかなか取れないと、お悩みの方に最適!
電源確保だけでテントサウナ体験が叶うのは
電源サイトありのキャンプ場なら手軽に使えちゃいますね。火を扱わないので、準備や撤収も楽々というサウナテント。
コテージ泊なら、電源を利用してコテージ内でできちゃうね!
テントサウナ体験を盛り上げてくれるアイテム
水風呂の後に、座る椅子があると、上部の熱波をしっかりキャッチできる上、ゆったりとくつろぐことができます。
このインフィニティーチェアは、リクライニングがついているので、無理なく横になれて最高におすすめなチェア!
行きつけのサウナでいつも使ってるよ〜!
髪をいたわるカラフルなサウナハット。
フェイスタオルでも十分代用できますが、形から「ととのいたい」方は、こちらも必須!
私はものを多く持ちたくないので、ハットは持っていません。しかし雰囲気を味わいたく、今はサウナハットが欲しいなぁと思っています。
お肌も一緒にととのええたい方には、サウナ専用パックなんていう美容アイテムもあります。
フィンランド大使館商務部監修という「Re:SAUNA PACK」(↓画像クリックで詳細ページへ)
サウナに入るとお肌は潤うと思いがちですが、意外にも時間の経過とともに乾燥は進んでいきます。
岩盤浴、半身浴でも使えるのが嬉しいな〜
自分のご褒美にもいいし、一緒にサウナを楽しむパートナーへのプレゼントとしても喜ばれそうです。
いろんなアイテムを使って楽しみながらできるテントサウナ。ワクワクしてきませんか。
テントがあれば、いつでもどこでもできるのが最高!
薪ストーブがあれば、冬キャンプもガッツリ使えるから、年中キャンプも楽しめちゃいます。冬は苦手なパートナーやご家族を冬キャンに誘う絶好のチャンスかもしれませんね。
テントサウナでのリラックスのコツ!事前に知っておきたい注意点
テントサウナでのリラックスは、忙しい日常から解放される絶好の機会!しかし、注意点を知らずに利用すると、体調を崩したり、火傷などの危険もあります。
- 十分な水分補給をする
- 食事を控えめにする
- 適切な温度と時間を守る
- 快適な服装を選ぶ
- 一酸化炭素中毒に気をつける
- 熱中症やその他の健康上のリスクに注意する
女性の方は、短パン+水着を着て、サンダルで入るのがおすすめです。水着が恥ずかしいので、Tシャツを上に着ていました。
サウナ後、水風呂に入った後、冷えたTシャツが冷たく、結局脱ぐことになったので、最初からTシャツを着ないのも良いと思います。
男性は、短パンにサンダルが多いよね。
川に入る場合は、サンダルを履いたまま、入るので、足首が固定されていて川の流れで脱げないサンダルが快適に過ごせますよ。
私が履いているのは、コレ!
薪ストーブの燃焼で、不完全燃焼が続くと、テント内の一酸化濃度が高くなり、一酸化炭素中毒になる危険性があります。
一酸化炭素は、無色の気体ガス。
吸い込んでしまうことで、
- 頭痛
- 吐き気
- めまい
- 手足の痺れ
などの恐れがあります。
これは気をつけなきゃ怖いね。
防ぐためには、一酸化炭素チェッカーを使います。
金額重視で選んだテントサウナだと薪ストーブから、一酸化炭素が外に上手く排出されず、事故になる危険性もあるそうです。
テントサウナを購入して本格的に行う場合は、しっかりと道具を揃えてから安全に楽しみましょうね!
テントサウナを手軽するなら、レンタルサウナから始めよう!
テントサウナは、持ち運び可能なのでいつでもどこでも体験できるお手軽なサウナ。
購入しようとするとそれなりに費用がかかるので、まずは、レンタルサウナ体験がおすすめです。
一度その楽しさをぜひ味わってみてくださいね。
実際に私がサウナ体験をしたキャンプ場のレビューを書いているので、ご興味があればどうぞ。
それでは、皆さまの素敵な日々にイロドリを。
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