ブッシュクラフトLIFEWORKでは、読者の皆さまのアウトドアライフにイロドリを！をテーマに、
アウトドアインストラクターアシスタントである筆者の体験レビューを、丁寧に解説し、楽しく遊ぶ提案をしています。
ブッシュクラフトとは、森の生活技術を応用したアウトドアの遊びのことです。
アウトドアでご飯を作っていると、メニューに息詰まることってありませんか？
テイクアウトやお弁当を利用して、簡単に済ませちゃうのもアリですよね。
頑張り過ぎないで楽しく過ごしたい！
そんな時は、おやつ1品だけを作ってみるのがオススメです。
5月は、新じゃがいもの美味しい季節。
誰もが大好きなハイカロリーおやつ、ポテトチップスを焚き火で作る方法を紹介します。
焚き火の火力は、家庭用コンロとは段違いで素晴らしい！
高温を維持したまま、カリっと上がるのは、焚き火だからこそ。
汗をかく時期には、適度な塩分も必要です。
ついつい食べ過ぎてしまうポテトチップスを作って、楽しい時間を過ごしたい方必見です。
この記事はこんな方にオススメ
・焚き火があるなら、何か作りたい
・食事系は面倒だけど、簡単なものを手作りしたい
・子どもも大人も好きなおやつを作りたい
この記事を読むとこんなことがわかります
- 焚き火でポテトチップスの作り方と火加減のコツ
- 焚き火でポテトチップスを作るのにオススメのスパイス
- ジャガイモの有毒成分を知り、事故を予防し、美味しく食べる方法
ポテトチップスを作る材料
【ポテトチップスの材料】
・ジャガイモ
・揚げ用油
・塩
と、シンプルで思った通りですよね！
初めて焚き火でポテトチップを作るときは、
食べる人も作る人も感動のあまり、ついつい食べ過ぎちゃいます。
なので、材料を多めのご用意がオススメです。
ポテトチップの作り方
スライサーを使用するのが、手早く均一に出来る
水に浸けて、澱粉をとったら、キッチンペーパーで水気を拭いておく
ダッチオーブンにたっぷりの油を入れる
今回は、500mlのサラダ油を使用
まずは、塩で！ジャガイモの味を味わいます。
その後は、好きなスパイスで味変を楽しめます！
揚げたては何を食べても美味しいですが、塩気の効いたポテトチップは格別です。
ポテトチップのサクッと感ではなく、フワッとした肉厚感を楽しめます。
手作りポテトチップスにあう調味料3選
本当に美味しい！これは手元に置きたい！
と思ったものだけを紹介します。
黒瀬食鳥 黒瀬のスパイス
ポチップ
何にかけても美味しいのが、黒瀬のスパイス！ご存知の方も多いはず。
これ１本あれば、本当に！お肉やお野菜を美味しく食べれちゃいます。
私は、人気の調味料”ほりにし”より好きです。
万能調味料の王様！と販売元の黒瀬食鳥も言い切ってしまうほどの納得の１本。
コショウが強めに効いているので、味が単調にならずアクセントになっているところがお気に入りです。
宮島醤油 彩り香るスパイス あおさ 醤油風
ポチップ
ソロキャンを満喫しているキャンパーさんに教えていただいた、彩り香るスパイスです。
あおさの香りが爽やかで、ポテトチップスにかけたら、のり塩好きにはたまらないはずです。
オススメの食べ方は、卵かけご飯と伺い、試してみました。
ご飯が進み止まらない！！
食事の準備に疲れた時は、卵かけご飯で完結できちゃいそうな、スパイスです。
最初に紹介した黒瀬のスパイスは肉系ですが、
彩り香るスパイスは、魚や野菜系向け。
あっさりとしているものに優しく味を添えるスパイスとして優秀です。
ポルトガル産天然海塩プレミアムシーソルト
ポテトチップに、是非一度かけてもらいたいお塩がこちら！
ポチップ
ポルトガルの南部で、海面に浮かぶ塩の結晶だけを丁寧に収穫した貴重な塩。
塩の結晶が大きくなると、海中に沈んでしまうため、沈む前に専用の道具ですくい取るそうです。
この塩を愛用し続け、約10年。時々浮気をしてみても、やはりこの塩に戻ってきます。
甘みがあり、まろやかな味のする優しいお塩。
食材を邪魔しない、味を引き立ててくれる優秀なお塩
- お肉にパラパラかけても美味しい
- オリーブオイルと塩だけでいただくサラダ
この塩を使うだけで、どんな料理もランクアップしちゃう魔法の塩。
大小様々な塩の結晶がたっぷり入っていて、結晶も美しいです。
自宅では、お気に入りの塩壺にこの塩を入れ、大事に使っています。
焚き火でポテトチップの作り方のコツ
揚げ物中に火力が落ちると、油っぽくなりカリッと揚がりません。
それは、焚き火でも同じです。
では、焚き火の火力維持はどうしたらいいのか。
ポテトチップを揚げている間中、炎の状態になっている必要があります。
- 小割にした薪を手元に用意しておく
- 火力が落ちる前に、薪を投入する
この2点が重要です。
火が弱まる前に、火力をアップさせておけば、大丈夫です。
市販品に負けないポテトチップの完成です。
アウトドア料理の万能調理器具、ダッチオーブン。買おうか迷っている方にオススメ記事です。
▶︎美味しいキャンプ飯に欠かせないダッチオーブンについて徹底解説
私は、いつもダッチオーブンひとつ持って、子どもたちとキャンプ飯を楽しんでいます。
1年半使ってみて、最初に買っておいてよかった！と思うアイテムです。
緑のジャガイモは食べちゃダメ！食中毒の原因に。
緑のじゃがいもが危険なことは、誰もがご存知の事実。
慣れ親しんでる野菜だけど、
有毒植物と言葉で聞くと、ちょっと身構えちゃいます。
じゃがいもは、江戸時代に日本に伝わり、明治時代に全国に普及した野菜。
ホクホク美味しいジャガイモも、
芽が出たり、皮が緑色になってしまうと、ソラニン等の天然毒素が含まれます。
この毒素が、中毒症状を引き起こす原因となります。
- 何がいけないのか
- 食べるとどうなるのか
- どうやったら緑にならないのか
確認しておきましょう。
【中毒症状】
嘔吐、下痢、腹痛、目眩、動悸、耳鳴、意識障害，痙攣、呼吸困難
ひどい時は死に至る
【発病時期】
食後おおよそ30分から半日
【中毒対策】
・ジャガイモは収穫・購入後、新鮮なうちに食べ、長期間保存しない
・保存する場合は冷暗所に置く
・芽の出やすい環境 ( 高温、明所 ) に放置しない
中毒事故は、市販品より、家庭菜園や学校菜園で育てたものの事故が多いと、厚生労働省のデータが出ています。
家庭菜園でできた小さいジャガイモには、天然毒素が多く含まれることもあるそうなので、注意が必要です。
新ジャガイモの時期で、一気に掘り出してしまうと大量保存も難しいものですよね。
とはいえ、農林水産省も
知識があればこわくない！天然毒素
と言っています。
何気なく口に入れてるものも、
リスクを理解して美味しくいただきましょう。
ジャガイモは、芽が出ていない緑色になっていない安全なものを使用し、楽しい時間を過ごしてください。
ダッチオーブンで、ポテトチップの作り方まとめ
【ポテトチップスの材料】
・ジャガイモ
・揚げ用油
・塩
ポテトチップスを美味しく作るためには、ダッチオーブンの火力を維持することです。
常に、赤い炎が見えている状態にしておきます。
そのために、燃えやすい薪を事前に用意する必要があります。
また、ジャガイモは、緑色になると天然毒素が含まれ、中毒事故が起こる可能性があります。
不安に思った時は、食べない選択も、安全管理として重要です。
カロリーを気にせず、思い切りポテトチップス作りを楽しんでみませんか。
それでは、皆さまの素敵な日々にイロドリを。
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