ブッシュクラフトLIFEWORKでは、読者の皆さまのアウトドアライフにイロドリを!をテーマに、
アウトドアインストラクターアシスタントである筆者の体験レビューを、丁寧に解説し、楽しく遊ぶ提案をしています。
ブッシュクラフトとは、森の生活技術を応用したアウトドアの遊びのことです。
キャンプでパン作りはちょっとハードルが高いよね。
そんな時は、メスティンで手軽にチャレンジしてみるのがおすすめだよ!
普段はダッチオーブンを使用してパンを作っていましたが、
今回使用しているのは、DAISOで購入した「ラージメスティン」で、3合炊きのもの。
メスティンは色々なメーカーがあるけど、持っていなければ100均で十分!
200g程度の小麦粉を使用してパンを焼くには、神サイズのラージメスティン。
そんなコスパ良しのメスティンを使って、憧れのパン作りにチャレンジしてみませんか。
- ダッチオーブンはないけどパンを作りたい
- 低コストで始められるパン作りを知りたい
- メインからパンまで自分で作ってキャンプを堪能したい
ダッチオーブンや直火で焼くパンなどを作ってみましたが、一番手軽に始めやすいのがメスティンでパン作り。
ぜひアツアツのパンを楽しんでください〜!!
この記事を読むとこんなことがわかります
- 基本のパン作りの材料と道具
- メスティンでパンの作り方と焼き方
- パン作りの2つのコツ
ブッシュクラフトLIFEWORKの運営者
アウトドアインストラクターアシスタント
小学校サバイバルレッスンゲストティーチャー
危険生物対策アドバイザー
メスティンでパンを焼いてみよう!
メスティンは、箱型の飯盒でアルミ製で軽量なクッキングギアです。
炊飯以外にも、焼いたり、蒸したり、煮たり、揚げたりと・・いろいろな調理方法に対応できるメスティン。
今回はお持ちの方も多いと思うので、そんなメスティンを使ってのパン作りの方法をご紹介します。
持っていなくても、低コストで負担なく始められるパン作り。
キャンプでパンを作りたい!の願いを叶えてくれるギアです。
私自身キャンプを初めてから、2年近くはメスティンを使用していませんでした。
手軽にパンを作ろうと思い、購入したら、大正解!
持ち運びも便利で負担にならないので、もっと早く買えばよかったと思っています。
ちなみに私はダイソーで購入しました。
メスティンの王道といえば、ノルウェーのトランギアが有名ですよね。
メッシュトレイまたは、蒸し台はあると便利!パン作りには必須。
メスティンは収納袋を含めてセットになっているものも多く販売されています。
一から揃えるんだったら、セットも嬉しいですよね。
キャンプ好きのパートナーへの贈り物とかでも喜ばれそうだね。
ご自身のお好みのものを選んでくださいね。
パン作りの材料と道具
【パン作りの材料】
- 強力粉 200g
- サラダ油 大さじ1
- イースト 小さじ1/2
- ぬるま湯 110g(まとまりにくければ若干増やす)
- メープルシロップ大さじ4 (砂糖なら大さじ2)
【必要な道具】
- ラージメスティン
- 蒸し網(メスティンのサイズにあったもの)
- クッキングシート
- クッキングペーパー1枚
- ビニール袋
蒸し網はコレ↓
肉まんを蒸したり、お肉やお魚を蒸したり、スモークにも使えるので、メスティンを買ったら一緒に使いたい道具です。
ソロ用調理には、パスファインダークッキングセットを使用しているので、こちらは完全にファミリーのパン作り専用メスティンにしています。
今回作っているメスティンは3合サイズなので、お持ちのメスティンに合わせて、生地の量を調整してください。
メスティンで作る!パン作りの下準備
下準備は材料を軽量して、まとめておくだけで大丈夫。
デイキャンや2~3時に到着して、6時頃には食べたい!という時は、お家でコネコネして持っていくのがおすすめです。
ビニール袋は、少し厚手にすると破れにくいです。
材料を揉んで、しっかり混ぜます。混ざったら中の空気を抜き、口をしっかり縛ります。
袋が破けるのが心配だったら、袋を二重にします。
このまま野外に持っていき、移動中に1次発酵が終了するので、楽ちん!!
こんな風に膨らんでいればOKだよ。
ここまで膨らんだらいよいよ形を作って、焼く準備に入りましょう!
春や秋には、朝食後にパン生地の準備をし、昼頃焼くのに適しています。
冬場は、朝準備し、夕方でもOK!
夏場は発酵がどんどん進んでいくので、60分くらいを目安にしてみましょう。またはクーラーボックスに入れて発酵を緩やかにさせます。
あくまで参考までにどうぞ!
メスティンでパンの焼き方
パン生地が2倍くらいになれば一次発行は終了。
まず焚き火を起こさなきゃね!
薪の組み方などを6つのパターンに分けてご紹介しています。直火での組み方もありますが、焚火台でも参考になるので、焚き火がうまくできないなぁと思う方は、参考にしてみてくださいね。
パンを焼くためには、炎ではなく、熾火を使用します。
熾火とは、炭の状態です。
焚き火が安定するまでに時間がかかるので、焚き火を楽しみながらパンが2次発酵するのを待ちましょう。
メスティンに蒸し網を乗せ、クッキングシートを敷きます。
パンを丸めたら、クッキングシートを濡らし上にかけ、蓋を閉めます。
パンが乾燥しないようにします。
2倍に膨らんだらOK!
時々メスティンの蓋を開けて確認してみてね!
平らな場所にメスティンをそっとおきます。
蓋の上に炭を置くことで、オーブンの上火効果になります。
こんがりとした焦げ色もこの炭のおかげ!
一見ついているのかな?と思っても、焦らずじっくり焼いてみましょう。
20分程度焼きましたが、一度途中で蓋を開けて確認します。
上火が強すぎると一気に焦げるので、要注意!
炭の位置にムラがある場合は、メスティンの位置を移動させたりし、まんべんなく焼けるようにしましょう。
ふわふわのパンが焼けました!
蓋を開けるときは、耐熱グローブを使用し、火傷に気をつけてくださいね。
上火がいい仕事をしてくれたので、焼き色もバッチリ!
そのままでもほんのり甘いですが、スープと一緒に食べるとさらにおいしかったです。
メスティンでパンの作り方のコツ
パン作りで重要なことは2つ!!
- しっかり発酵できているか
- しっかりと熾火になっているか
に特に気をつけて作ってみましょう。
初めてパン作りをする時は、発酵時間は60分くら位など、レシピに書いてあるからと、とにかく時間を気にしがち。
野外ではうっかりしてしまうこともあるし、見た目が2倍程度に膨らんでいることを目安にしましょう。
自宅でパンを気まぐれに焼き続け10年くらい経ちました。
2次発酵でしっかりと膨らんでいないと、残念ながら火にかけても膨らまないよ。
多少発酵しすぎても、大丈夫!!少しお酒のような香りがふ〜んとするくらいです。
気温が低いと発酵に時間がかかるし、気温が高いと発酵はあっという間!
野外での見極めは難しいですが、
時々蓋を開けて発酵具合をチェックしてみてね。
パン作りの醍醐味はこの駆け引きだったりします。
うまく行った時は感動だけど、焦げすぎて泣きたくなる時もありました。
火にかけるときは、メラメラしてる炎の上においたら、一発で焦げます。
しっかりと熾火になっていることを確認し、メスティンを平らにおいてください。
そして熾火を蓋の上にも炭を置くようにします。
火が落ち着いてからパン作りがいいんだね。
そう、火をつけてすぐにパンは焼けないんだ。
焚き火が落ち着いて熾火になるのを待つのもよし!
最初から炭に火をつけて、スタートするのもよし!
ご自身の楽しみ方で作ってみてくださいね。
メスティンでパンを作ってみた感想
- 100均でメスティンが手に入るので低コストでチャレンジしやすい
- 生地を成形して発酵までメスティン1つでできるので、パン作りの道具が他に増えない
- メスティン3合サイズが、200gのパン生地にちょうどよく、たっぷり作れる!
- メスティンでのパン作りには焚き火がベスト
初めてでもチャレンジしやすいのが、メスティンでパン作り。
メスティンで作るパンは、蓋の上に炭をのせ上火を使うので、焚き火を使用して作ります!
200gのパン生地では丸パンが6個くらい、小さくすれば8個くらいになります。
一人で食べるなら夜・朝ごはんになるし、ファミリーで食べるならちょこっと一品になるくらい。
いつもキャンプは飯盒でご飯!が続いていたら、新鮮で楽しめるはず。
ダッチオーブンでパン作りもしますが、とにかく手軽にサクッと作りたいときはメスティンがおすすめ!
重くないし、後片付けがなんといっても楽です。
ダッチオーブンは重くて、管理が大変だけど、安定した蓄熱効果は抜群!
ダッチオーブンはダッチオーブンの魅力があるので、お持ちの方は、こちらもぜひ参考にどうぞ。
メスティンでパン作りをキャンプで楽しもう!
今回はメスティンで作るパン作りの方法をご紹介しました。
こんなに手軽に使えるメスティンはもっと早く買えばよかった!と正直思うほど。
メスティンはお持ちの方も多いと思うので、底上げの蒸し台を購入し、ぜひ楽しんでみてください。
ふわっ〜と香るパンの香りは最高です!キャンプライフを楽しんでくださいね。
メスティンでは手軽に燻製もできるので、また作り方をご紹介していきますね!
基本的にはダッチオーブンと同じなので、ご興味のある方はこちらを参考にしてみてください。
それでは、皆さまの素敵な日々にイロドリを。
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