【レビュー】DIETZ(デイツ)78ハリケーンランタンの5つの魅力

ハリケーンランタンDIETZ(デイツ)78レビュー
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ブッシュクラフトLIFEWORKでは、読者の皆さまのアウトドアライフにイロドリを!をテーマに、
アウトドアインストラクターアシスタントである筆者の体験レビューを、丁寧に解説し、楽しく遊ぶ提案をしています。
ブッシュクラフトとは、森の生活技術を応用したアウトドアの遊びのことです。

ハリケーンランタンって、なーに?

オイルを入れて使うオイルランタンのことだよ。

ハリケーンでも消えないっていうが由来なんだってさ〜

ハリケーンランタンは、LEDランタンとは違った、温かみのある優しい灯りが好きな方には、ぴったり!

今回は、アウトドア好きなら一度は見たことのある、DIETZ(デイツ)のハリケーンランタンの魅力をご紹介します。

明るすぎず、暗すぎず、夜のキャンプライフをゆったり楽しめる、キャンプに大活躍のランタンです。

ボディがシルバーで、ゴールドの差し色がおしゃれ!

DIETZ(デイツ)の中でも、形やサイズ、燃焼時間を考えても、人気があるランタンです。

デイツ78はこんな方へおすすめ
  • ファミリーキャンプで、サブランタンとして使いたい方
  • ソロキャンのメインランタンにLEDでは、味気ないと感じている方
  • ブッシュクラフトキャンプのメインランタンを探している方
  • 明るさよりも、雰囲気重視でランタンを選びたい方

ソロキャンなら、メインライトに。

私は子連れキャンプが多いので、テント内では、LEDライト。外では、焚き火の灯りと、ハリケーンランタンを活用して過ごしています。

ファミリーキャンプの静かな夜にも、ワイルドなソロキャン、タープ泊にも活躍できるランタンです。

そんなDIETZ(デイツ)のランタンの魅力と使い勝手をご紹介します。

この記事を読むとこんなことがわかります

  • DITEZ(デイツ)のランタン、D78の使い勝手がいい理由
  • ランタンの燃料は、パラフィンオイルがおすすめ
  • アウトドアビギナーでも安心!ハリケーンランタンの使い方
この記事を書いている人
ムスカリ

ブッシュクラフトLIFEWORKの運営者

アウトドアインストラクターアシスタント

小学校サバイバルレッスンゲストティーチャー

危険生物対策アドバイザー

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ハリケーンランタンDITEZ(デイツ)とは?

Motosu-campsite night
夕方になり、デイツ78に灯りをつけてみました。

ハリケーンランタンを作っているDITEZ(デイツ)社は、1840年創業で、照明器具メーカーとしてニューヨークでスタートした会社です。

約180年の歴史があるなんてすごいね!

オイルを入れて、着火するだけで、火が灯るシンプルな仕組みでできているランタンです。

アメリカのDIETZは鉄道向けに販売することで発展していきました。

ガス灯や加圧式ランタンが登場しても、手軽に使用できる灯りとして使われていたようです。

CAMP on PARADE  より引用)

現在では、製造拠点をNYから、中国全土に移し、ランタンの製造を行なっていています。

手頃な価格でありながら、信頼性の高いランタン。

SNSや雑誌でもよく見かけるなぁ〜

かっこいいし、カラーによっては、可愛いし、値段もお手頃ときたら、ついつい欲しくなっちゃうんです。

このハリケーンランタンはストームランタンとも呼ばれることも。

強風の中でも大丈夫っていう、強さを感じるネーミング

そんなDIETZの中でも最もポピュラーなランタンが78シリーズです。

DIETZ(デイツ)78シリーズの5つの魅力を解説

デイツ78 ハリケーンランタン
デイツ78

ランタンの佇まいに惹かれて、購入を決めましたが、初めてでもすぐに使えるようになり、扱いは簡単。

1、カラーリングが、落ち着いていて、他のキャンプの道具とも相性がいい

シルバー&ゴールドが、ゴツすぎず、柔らかい感じでお気に入り!

実際、購入したのは、こちらのデザインのものです。

ちょっとだけゴールドが入っているのが、華やかな雰囲気を醸し出してくれます。

これが一番人気ランタンだそうで、一時期は、SOLDOUTだったことも。

うわぁ〜いいねぇ!

その他、ブラック&ゴールド、レッド&ゴールドがあり、華やぐツートンカラーも魅力的。

一方ガチなブッシュクラフトには、無骨さ溢れる単色シルバーもかっこいいです。

使わない時は、お部屋の中に一つ置いてあるだけで、インテリアとしても素敵な雰囲気になります。

DIETZ デイツ ハリケーンランタン #D78 通常仕様
高さ約 26.5cm
最大幅約 15cm
重量約 470g
タンク容量約 340cc
対応芯12mm(4分芯)
明るさ約 7CP
燃焼時間約 20時間
素材鉄、ガラス
(DIETZ公式HPより出典)

デイツのランタンは、シンプルな作りなので、扱いやすく、初めてでも安心です。

真鍮製ハリケーンランタンはカッコイイ!

他のランタンと比べると、素材違いで、別格の真鍮製も同サイズであります。

これまた、価格も別格かぁ〜

お値段は、それなりにしますが、時間が経つと味が出てくるのが、とても魅力的。

Amazonでは、2万円を超える価格で販売されているものもあります。(2022年7月11日現在)

正規の価格で購入できることも少ないようなので、購入できたら、ラッキーですね。

経年変化を楽しめる真鍮製は、入荷予約品だったり、売り切れの場合もあり、とても貴重。

何より、真鍮ファンには、たまりませんね。

私もいつか、欲しくなっちゃう。。

ハリケーンランタンは、燃料のストックがあれば、非常時にも役立つ心強いアイテム。

この灯りが、昔からさほど変わらないということに、ときめきを感じずには、いられません。


2、ランタンの明るさは、雰囲気を楽しむにはぴったり

本栖湖キャンプ場にて、優しい灯りにほっこりします。

明るさを数値で表すと、7カンデラ

カンデラってどういう単位?

1カンデラが、ろうそく1本の灯りくらいなんだって

このデイツ78は、ろうそく7本分くらいの明るさと思うと、わかりやすいですね。

LEDランタンには、もちろん明るさではかないません。

キャンプには、焚き火もあるし、どこまでの明るさを求めるかによって変わってきますよね。

そんなに暗くもなく、明るくもない。この明るさが、キャンプの夜にぴったりで、気に入っています。

デイツ78は、燃料が満水の場合、燃焼時間20時間。

一晩持たせるには、安心ですね。

デイツのランタン愛用者もたくさん!

サイズも大きすぎず、小さすぎず、収納にも困らないので、そんなところも気に入っています。

3、全長26.5cmのサイズ感が持ち運びしやすい

(出典元:DIETZ公式HP

こんなにサイズと形あったら、迷うよね!

そうだよね。大きすぎても、小さすぎても困っちゃうもんね。

デイツ78は、高さと明るさのバランスがちょうどいいと感じています。

無印のボックス内にもバッチリ入るし、asobitoのトートバックに入れても、きちんと収まります。

ファミリーキャンプで、小さなお子さんがいらっしゃる場合は、メインはLEDランタンも明るさがあると安心感が違いますよね。

子供たちが寝た後、ゆっくりお酒を楽しむ時間に、デイツ78。使い分けも楽しめます。

私は、大人だけのキャンプの場合、デイツ78をメインランタンに。

ファミリーキャンプの場合は、LEDランタンと併用して使っています。

安心して持ち運びができるように、ランタンケースを使っている方も多いです。

底辺が15cm、高さが29cmのこちらは、大きすぎずぴったりです。

お好みのランタンケースを探す際は、

  1. 底辺の長さ
  2. ケースの高さ
  3. 自立するかしないか
  4. ハードかソフトか

に注目して選べば、安心ですね。

4、万が一割れてしまった時、別売りホヤがあり安心

大事に使っていても、事故はつきものです。

ホヤが割れてしまった時は、ホヤだけを別売りしています。

DIETZ D76とD78適合の純正で、スペアグローブと表記されているのが、ランタンのガラス部分の事です。

アウトドアで持ち運ぶ際、ケースに入れたり、気をつけても、どうしようもない場合ってありますよね。

別売りホヤがリーズナブルだから、安心だね!

5、ハリケーンランタンは、アウトドアビギナーでも扱いやすい

ハリケーンランタンは、燃料を入れて、チャッカマンで火をつけるだけで使えます。

ホワイトガソリンを使うランタンは、ポンピングというのが大変ですが、こちらは、火をつけるだけでOKです。

そうは言っても、最初は、不安に感じましたが、

  • ランタンを、丁寧に扱うことができる
  • チャッカマンで火がつけられる

この二つができれば心配無用です。

使ったことがなくても、すぐ慣れるので大丈夫!

ランタン購入時は普通のライターを使用していましたが、 今は、SOTO のガストーチを使用してます。

火口が無段階で伸びるので、着火の際に落ち着いて着火できます。

連続使用は30秒できるので十分!

焚き火のスタートにも使いやすいし、ガストーチでパワーもあるので、頼もしいスライドトーチです。

これからランタンの使い方も詳しく紹介していきますね。

デイツ78が向いていない方

  • 燃料を入れて、ランタンを使うことに抵抗を感じる方
  • 明るさ重視で照明器具を探している方

少しの手間と、お手入れが大変だと感じる場合は、お好きな照明器具を楽しんでくださいね!

魅力はたくさんあるけれど・・・大変かなぁと思っている方は、LEDとの併用で気軽に使えちゃいます。

気軽に楽しんでみましょ〜!

ハリケーンランタンを使うために必要なもの

  • パラフィンオイル
  • チャッカマン

があれば、大丈夫です。

初めてだったので、500mlのこのカメヤマのパラフィンオイルを購入してみました。

先端が細くなっているので、液だれしにくくてよかった

燃焼時間は無風・気温20~28度前後の環境下における平均値
湿度・気温・風など使用状況により変動 (カメヤマ キャンドルHP参照)

と一概に、どのくらい減るとは言えませんが、

デイツ78は、満水で340mlオイルが入り、燃焼時間は、20時間(DIETZ公式HP

1泊2日のキャンプには、十分すぎる容量が入ります。

1時間あたり必要な燃料を単純に計算すると、

1時間で、約17mlが必要かぁ〜

夕方6時から朝6時まで(12時間)使用の場合、約204mlのパラフィンオイルを使用することになります。

朝までつけないで、10時頃の就寝時に消せば、燃焼時間は、約4時間

68ml使用します。

500ml入りのパラフィンオイルでは、キャンプに7回行ける分の燃料に。

そう考えると、燃料代としても悪くないね!

何度かランタンを使ってみたら、、追加で燃料が必要になってきます。

同じ燃料でもよかったのですが、少々割高になっちゃうので、2リットル入りを購入。

そして、空になった容器に補充して使っています。

カメヤマの500mlの容器は、オイルを入れる時だけでなく、戻す時も便利!

撤収時ランタン内のオイルは、容器に戻します。

この時に、容器の先端を取り外し、ひっくり返して、漏斗(じょうご)として大活躍。

漏斗があると、燃料をこぼす事なく、容器に戻すことができます。

帰り道も燃料が溢れず、安心だね〜!

ハリケーンランタンの使い方

お手入れしても欲しいかなと思った時に、また読んでいただけると嬉しいです。

ハリケーンランタンは、目的に沿った形で使えば、ゆったり時間を演出してくれる、最高のお供。

  • LEDでは物足りない
  • 炎のゆらめきが好き
  • 暗いを楽しめる

そんな人は、きっと気に入っちゃうよね〜

  • 人と違うサイズ感のものが欲しい
  • LEDほど明るくなくてもいいけど、明るさをプラスしたい

そんな方は、一般的に選ばれるデイツ78シリーズ以外のサイズにしてみるのもいいですね。

またデイツには、上記写真のように、ホヤ(ランタンのガラス部分)の形状が違うものが何種類もあります。

縦長で、雫型になっているD20モデルも素敵です。

こっちもスタイリッシュでおしゃれな雰囲気。

(出典元:DIETZ公式 HP

ハリケーンランタンは、扱いが簡単!

オイルを入れて、火をつけるだけかぁ。

キャンプビギナーでも安心して、使うことができるのが、ハリケーンランタンです。

では、使い方を丁寧に解説してみるね。

STEP
給油口キャップを開けて、オイルを入れる

燃料は、平らな場所で、ゆっくりと注ぎます。

燃料を入れたら、1時間以上そのまま置いておき、芯にオイルを染み込ませます。

いっぱいまで入れると溢れる可能性があるので、満タンまで入れないようにしましょう。

STEP
芯を出し、チャッカマンで火をつける

レバーを押し下げると、ホヤが持ち上がるので、その隙間から点火します。

ライターより、長さのあるチャッカマンがおすすめです。

STEP
レバーを押し上げ、ホヤを元の位置に戻す

火力調整つまみで、芯を1〜2mm出せばOKです。

芯は、ほんの少し出ているくらいが長持ちします。

STEP
火を消すときは、つまみを回し、芯を下に入れます

そうすると、火が消えます。

つまみを回しすぎると、芯が、外れてしまうことも!火が消えたらそれ以上回さないようにします。

なんだか私にもできそう〜!って思ったのが、私の決め手の一つでもありました。

昔から作りは変わっていないというだけあり、使い方は、本当にシンプル。

シンプルなので、故障が少ないって魅力的だよね〜。

大切に長く使えるギアは、愛着も湧くし、何より持っていて幸福感がありますよね。

オイルの量は、少なすぎて途中で消えたら、大変!
多めに入れて、残りを戻すくらいが安心して使えそうですね。

ハリケーンランタンの燃料は、パラフィンオイルがおすすめ

カメヤマのパラフィンオイル500ml

燃料は灯油でもいいって聞くけど、いいの?

うん。だけど、パラフィンオイルの方が扱いやすいって聞くよね。

どちらでも、ハリケーンランタンの燃料としては、大丈夫です。

しかし、灯油だと、ススがついてホヤが真っ黒になってお手入れが大変になってしまいます。

キャンプ帰りは、ただでさえお片付けが多くて、大変。

なので、灯油よりコストがかかりますが、パラフィンオイルを好んで使っています。

残ったオイルは、ランタンから抜いて持って帰ろう

中に入れたオイルが、移動中にちゃぷちゃぷ漏れたら大変。

公式HPでも、完全密封ではない旨が、記載されています。

【オイル漏れについて】
100年以上前の仕様そのままのデイツハリケーンランタンは現代製品のようにユーザービリティに優れた製品ではございません。

オイルタンクは完全密封されていない構造のため、オイルの入れすぎにより注油口やステー(アーム)の付け根から漏れ出ることがあります。

また、オイルキャップの付け根、パーツの接続部分から帰化したオイルが滲み出る事がございます。予めご了承ください。

DIETZ公式HPより引用

可燃性オイルなので、危険もあります。

また、布ものにオイルが染み込むとなかなか取るのが大変です。

ランタンには、現地でオイルを入れて、現地で残ったオイルを抜いてから、持ち帰るのが安全

この時、カメヤマのパラフィンオイルの先端をひっくり返して使うと、こぼさす戻せます。

DITEZ(デイツ)ハリケーンランタンのまとめ

今回は、キャンプサイトを優しい灯りで包んでくれるDITEZ(デイツ)のハリケーンランタンをご紹介しました。

デイツのランタンは、雰囲気抜群で、しっぽりキャンプにおすすめです。

ソロのメインランタンとしても、ファミリーのサブランタンとしても、最適なD78

カラーの選択肢もあるので、自分のキャンプスタイルに合わせて選べます。

燃料は、灯油よりパラフィンオイルを使う方が、後のお手入れが楽になります。

収納袋は別売りですが、サイズや高さに気をつけて好きなデザインのものを見つけたいですね。

これを持って、ちょっとワイルドキャンプをしてみたいな〜と思う方は、ブッシュクラフトキャンプについての記事を参考にどうぞ。

実際にランタンを持って撮影した場所が、本栖湖キャンプ場です。

松林が素敵なキャンプサイトで、ワイルドキャンプには、おすすめな場所。詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ。

それでは、皆さまの素敵な日々にイロドリを。

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