ブッシュクラフトLIFEWORKでは、読者の皆さまのアウトドアライフにイロドリを!をテーマに、
アウトドアインストラクターアシスタントである筆者の体験レビューを、丁寧に解説し、楽しく遊ぶ提案をしています。
ブッシュクラフトとは、森の生活技術を応用したアウトドアの遊びのことです。

自然の中をもっと自由に歩きたい。足元の感覚を取り戻したい!
そんなふうに思ったことはありませんか?
友人がある日マンサンダルを履いていたのが、私がマンサンダルを知ったきっかけ。
元々、靴は履いていると歩きやすいというイメージでした。
裸足に近い感覚で履くマンサンダルというのは、目から鱗。
感覚って伝えるのは難しいですよね。体験、体感するしかない。
元々裸足になると気持ちいい〜って思う感覚はありましたが
キャンプをしたり、自然との距離が近まるに連れて、そんな裸足感覚を感じてみたい!と思うようになりました。
- 自分だけでマンサンダルが作れるか不安
- 実際の履き心地はいいのか
- 裸足感覚ってどんな感じか知りたい
そこで今回は、
私が実際にマンサンダルを作って履いてみた体験をもとに、その魅力や作り方、感じたことをシェアしていきます。
この記事を読むとこんなことがわかります
- マンサンダルの魅力
- ネットだけでマンサンダルは自作できる
- マンサンダルの作り方
マンサンダルってなに?


マンサンダルは、裸足に近い感覚で歩ける超シンプルなサンダルです。 最低限のソールとひもだけでできていて、足を自然な形で支えてくれます。
開発者は、坂田満さんで自作ランニングサンダルとしてマンサンダルを開発されたそうです。
もともとは、ベアフットランニング(裸足ラン)の世界から生まれたもので、
最近では日常使いは幅広い場所で人気が出ています。
特徴は、足裏が地面の感触をしっかりとらえる“はだし感覚”。
最初はちょっと不安でしたが、履いてみるとびっくりするほど心地いいんです。
マンサンダル公式サイトに詳しく載っているので、是非見てくてください。
履いてみて感じたメリット
- 50g!とにかく軽い!
ソールとひもだけなので、持ち運びが超ラク。バックパックに入れてもかさばりません。 - 足裏から自然を感じる
草や土の感触がダイレクトに伝わって、まるで素足で歩いているような感覚に。 - 自分サイズでジャストフィット
手作りなので、ひもを調整すれば自分の足にぴったりのフィット感にできます。 - 材料費が安い!
専用のソール(ビブラムシート)とパラコードがあればOK。2000円〜3000円くらいで作れます。
デメリット
- 舗装された道は疲れやすい
クッション性はほぼゼロ。アスファルトを長時間歩くと足にダメージが…。 - 最初の調整にコツがいる
ひもの通し方や締め方を失敗すると、すぐ脱げたり、擦れたりします。 - 防寒性はなし!
当然ですが、寒い時期には不向きです。夏や暖かい季節限定ですが、慣れてくれば大丈夫みたいです。冬でも履き続けることにより、足指をしっかり使って、冷え性が解消されるかも?!
マンサンダルの作り方


必要な道具は全てAmazonで購入可能です。
私も思い立って注文し、翌日制作に取り掛かりました!



事前に、足形を取っておくと、作業がスムーズでおすすめだよ。
用意するもの
・ビブラムシート(ソール用のゴム素材)
・パラコード4mm(丈夫なひも)
・はさみ・ライター・穴あけポンチ6mm・マジック・紙など
シートの色は、ブラックかブラウンからチョイス!


豊富なカラーから選べる紐(パラコード)は4mmのものを準備。





サイズが色々あるから間違えないように気をつけて!
パラコードは、At woodを公式では紹介していますが、タフグリッドのパラコードもおすすめ。


こちらの方がj、正直お値段が張ります。
ミルスペックと言って米軍が採用している基準をクリアしているので、丈夫で長持ち。
慣れてきたら使い分けるのもいいかも。
私は、タープ泊でタフグリッドのパラコードの良さを実感しているので、今回はタフグリッドのパラコードを使用しています。
カラーリングが豊富なのは、断然At wood!お好みで選んでくださいね。
穴あけ用ポンチは6mmを用意。百均でも売ってるけど、レザークラフトなどで使えるのでAmazonで購入しました。


下に引くのは、カッターマットやゴム板、厚手の雑誌などをご用意ください。


ポンチを叩くのは、木槌を用意。金属以外の重たいもので代用できれば、OKです。
さあ、いよいよ作っていきます。


型に沿ってペンで外周と穴あけ部分を下書きします。


ビブラムシートを切ります。
左右でしっかり形を合わせましょう。


ひもを通す位置を決めて、ポンチで穴を開けます。
さぁ、ソールの完成です。


公式サイトの穴を開ける位置をしっかりチェックすればOK!!
親指の付け根やかかとの外側がポイント。


足に合わせてひもを通し、調整します。結び方は動画を参照!
通し終わったら、紐の両端をライターで炙りほつれないようにしておきます。
紐の通し方も公式Youtubeでわかりやすいです。
右足の紐の結び方
左足の紐の結び方
実際に履いて歩いてみて、ひもの長さや位置を微調整。違和感がなければ完成です!
歩き方や走り方は公式HPも参考にしてみてくださいね!
実際に作って履いてみた感想


最初は「本当にこれで歩けるの?」と不安でした。
そして履いた直後もゆるゆるしていて、歩きやすいというかむしろ真逆。
歩きにくいじゃん。。。
でも履き続けていくと、なんとも言えない心地よさを感じるように。
地面の石ころのぼこぼこや、草を踏んだ時の立体的な感覚を感じる!!
足裏の感動がいっぱい。
芝生の上や森の中では、自然と一体になれるような感覚に包まれました。



今まではなかった足裏の感覚が面白い。
そして何より「自分で作ったサンダル」というだけで、特別感があるんです。
キャンプ場では「それなに?」と声をかけられることも。
ちょっとした会話のきっかけにもなりました。
そして、マンサンダルを知っている人に出会えるのも喜びに。



作ったばかりだけど、見かけたらぜひ声かけてほしいな〜
失った感覚を取り戻す!マンサンダルの魅力


マンサンダルは、ただのサンダルじゃありません。
裸足で歩く感覚を取り戻すために足を守ってくれるフットカバーのような存在。
足元から大地を感じられる、新しい感覚と出会えるサンダル!
作り方は意外と簡単で、材料も少なくてOK。






一度作れば、あとは好きなカラーや形でアレンジもできます。
- もっと自然を感じたい
- 軽くてラクなサンダルがほしい
- ちょっと面白いことに挑戦してみたい
そんな方には、マンサンダル作りをぜひおすすめします!
私は、今後子供達にマンサンダルを作ってあげようと思っています。
それでは、皆さまの素敵な日々にイロドリを。


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